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「大楽毛駅」は何と読む?難しすぎる駅名とその由来を紹介

  • 2023.7.29
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地名に用いられる漢字は非常に難しい読み方をすることがあるため、なかなか一発では読めないもの。

今回紹介する「大楽毛駅」も、びっくりするくらい難読な駅名(地名)の一つです。

「大楽毛駅」の読み方や由来などをチェックして、今回も地理知識を一つ増やしてみましょう!

「大楽毛駅」は何と読む?

「大楽毛駅」は、北海道にある駅の名前です。

非常に難しい駅名なので、読み方を知らない場合は、はっきり言って一発で読むことはほぼ無理でしょう。

「おおらくげ駅?」と思わず読んでしまいがちですが、当然ながら正解ではありません。

そんな「大楽毛駅」の読み方の正解は……「おたのしけえき」です!

間の「楽」は「らく」のほうではなく「たの-しい」のほうの訓読みに寄せて読むのですね。

「大楽毛」は北海道の地名!

「大楽毛駅」は、北海道釧路市内にある駅の一つです。

住所は釧路市大楽毛5丁目にあり、大楽毛駅は大楽毛という地名から取っていることがわかりますね。JR北海道の根室本線が通る駅で、隣には「新大楽毛」という名前の駅もあります。

そんな難しすぎる地名の「大楽毛」ですが、由来・語源はアイヌ語にあるのが特徴です。アイヌ語で「大楽毛」は、「浜の中央」という意味になります。

その昔、大楽毛駅周辺は製紙工場の貨物駅として繁栄していたため、「中央」という意味が用いられたのかもしれませんね。

北海道にはアイヌ語が語源の難読駅名が多数!

今回紹介したのは北海道釧路市の大楽毛駅ですが、実は、北海道にはアイヌ語をルーツとする、難読駅名がとにかくたくさんあります。

道内では有名な地名なのですでに慣れてしまっていますが、本来なら「稚内(わっかない)駅」などもかなりの難読駅名といえるでしょう。

ほかには「網走(あばしり)駅」、「長都(おさつ)駅」などが挙げられます。

北海道について調べると至る所でアイヌ文化を感じられるので、気になる方はぜひ難読地名・駅名をたくさん調べてみてくださいね!

まとめ

「大楽毛駅」の読み方は、「おたのしけえき」でした。

かなりの難読駅名なので、知っていたらちょっとした雑学的に自慢になるかもしれませんね。

アイヌ語を起源とする読み方のため、これを機にぜひ地元のアイヌ文化にも触れてみましょう!