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そのまま読んだらダメです…!【ビジネス用語】「会釈」の正しい読み方は何?

  • 2023.7.28
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「さっき〇〇さんとすれ違ったとき、軽くかいしゃくしてくれた」

…といったように、「会釈」を間違った読み方で読んでいませんか?

そのまま読むと読み方を間違えてしまう「会釈」という言葉、読み方を知らない方は正しい読み方が気になりますね。

そこで今回は、「会釈」の読み方や意味をご紹介していきたいと思います。

「会釈」の読み方とは?ヒントは別の音読み!

「会釈」という言葉を読もうとすると、つい音読みでそのまま「かいしゃく」と読んでしまうものです。

「会」という字の音読みは「カイ」で、「会議」「密会」などの熟語があります。

一方で2文字目の「釈」という字の音読みは「シャク」で、「釈明」「解釈」などの熟語が挙げられるでしょう。

ここでポイントとなるのは、「会」という漢字の別の音読みです。

そう、「会」の漢字には「カイ」以外に別の音読みがあるので、その読み方を使って読めば「会釈」という言葉は正しく読むことができます。

では実際に「会釈」を正しく読んでみましょう……正解は「えしゃく」です!

漢字の音読みには複数のパターンがある場合があり、「会」の場合は「カイ」「エ」「カツ」という訓読みがあります。

最も一般的なのは「カイ」ですが、「エ」も「会得(えとく)」などの言葉で使われることがありますね。

「会釈」の意味って何?

会釈とは、軽く挨拶することを指します。

すれ違いざまに「あ、どうも」と軽くおじぎしたり、軽く微笑んでうなずいたりする、簡単な挨拶やお礼のことですね。

これを「かいしゃく」と読むと、「すれ違いざまにかいしゃくしてくれた」と言ってしまい、周りを困惑させてしまうので要注意です!

なお会釈はもともと仏教用語の一つであり、混乱した内容を前後照合し、意味が通じるようにする行動を意味しています。

相手への思いやりや心配りの表れが転じて、現代では軽い挨拶やお礼という意味になったのだと考えられます。

また、厳密にいうと会釈には複数の意味があり、物事をわかりやすく説明することや気遣いや思いやり自体をそのまま指すこともあるようです。

まとめ

今回は、間違えやすい「会釈」の読み方を解説してきました。

挨拶やお礼はどんな場面でも大事なものですが、仰々しく挨拶するのは空気的に違う気がする…そんなニュアンスのときに便利なのが「会釈」です。

正しい読み方と意味を理解したうえで、日々のコミュニケーションの中で会釈をうまく活用していきましょう!