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「ほんま業沸くわ!」関西圏でもクセのある“播州弁”の『強めの一言』で周囲困惑

  • 2023.7.29
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出典:PhotoAC

同じ関西地方でも、地域によって通じない方言もあるようです。

関西以外の方はもちろん、播磨地方以外の関西出身の方、「ごうわく」という方言の意味をご存じですか?

播磨地方の方が滋賀県の大学で「ごうわくわ〜!」と言ったら、周りに困惑されたそう。いったいどのような意味の方言なのでしょうか?

同じ関西圏でも通じない「業沸く」

このエピソードは、生まれてから高校卒業までの18年間を兵庫県姫路市で過ごしたという女性が教えてくれました。

私は滋賀県にある大学に進学しましたが、そこでは自分が当たり前のように「関西弁」として喋っているつもりの言葉の中に通じないものがいくつもあり、少し困惑しました。

元々自分の住んでいた地域では、播州弁(播磨弁)と言って「関西弁の中でも汚い」なんていわれるようなタイプの言葉でした。

特に悪い言葉になるとそれが余計に顕著になるようで、友達と行ったごはんの席で、「ほんま業沸くわー!」と言ったところ、周りは困惑の表情。

「え?え?『ごうわく』?どういう意味?意味わからんのやけど」「結構キツめの喋り方してるよね…」と言われてしまい、とても驚きました。

ごうわく」というのは一番簡単に標準語に変換すると「ムカつく」という意味です。「同じ関西圏でも使わないのだなぁ…」と実感しました。

関東から来ている人も何人もいたのですが、その人たちもさっぱりのようでした。

さまざまな「むかつく」

播州弁(播磨弁)は、「あっかい(だめ)」「めんでまう(壊してしまう)」「なにしょんどいや(何をしているんだ)」など独特の表現があるのだとか。

ちなみに、「腹立つ」「むかつく」のことを、富山県では「はがやしい」、 奈良県では「はんがい」、沖縄弁では「わじわじーする」と言う地域もあるそうですよ。苛立った時の言葉は多種多様で興味深いですよね。


編集:TRILLニュース

提供:兵庫県姫路市出身・30代女性

※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています

※画像はイメージです