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角に足をぶつけた瞬間にわかる! 沖縄出身だと“見分けられるポイント”とは

  • 2023.8.24
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画像:chaponta/shutterstock.com

棚に足をぶつけてしまった時、とっさに出る言葉といったら「痛い!」や「いたっ」などが多いかと思います。

こんな時、「あがー!」と言う方言があるそうです。反射的についつい出てしまう言葉に地域差があるとは驚きですよね。いったいどの地域の、どういった方言なのでしょうか?

「痛いっ!」時にとっさに出る方言が…

こちらの方言を教えてくれたのは、沖縄県那覇市出身の30代男性

 

タンスの角に足の小指をぶつけた時を思い返してみてください。沖縄県以外の方だと、「いたーい」とか「いたっ」とか言うと思うのですが、沖縄の人は、「あがっ」「あがー!」と言います

友達とふざけていて小突かれた時なども、「あがっ」や「あがよい」と言って、やり返したりすることも。

多くの沖縄の方言を、若い人は使わなくなってきていますが、それでも「あがっ」は比較的使われていると思います。

県外に移り住んだ沖縄出身の人でも、突発的に出る傾向があるので、タンスの角にぶつけた時に「あがっ」という人がいたら、それは沖縄の人だと思います。

おじぃおばぁ達は、「あがっ」とか「あがよい」とか「あがじゃびよいなーなー」とか色々変化させて使う人もいて面白い沖縄方言だなと思います。

「あがー」にも活用が

「あがーーーーっ」と長く伸ばすほど、痛さを強調してアピールできるのだとか。また、「あっかー」「あっちゃー」と言う場合もあるそうです。

ちなみに、「今日は頭があがー(頭が痛い)」というような使い方はせず、あくまで感嘆詞として「イテッ!」のように使うのだそうですよ。

反射的に出る「痛い」という言葉にも方言があるなんて驚きです。ふとした瞬間に出た一言がきっかけとなって、周りの人と方言トークで盛り上がれるかもしれませんね。


編集:TRILLニュース

提供:沖縄県那覇市出身・30代

※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています

※画像はイメージです