飲みの締めといえば、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか。ラーメン、お茶漬け、うどんなど、さまざまなものがありますよね。締めを食べると、お腹も心も満たされて、幸せな気持ちで飲み屋を後にすることができます。
実は、地域ごとにさまざまな締めが存在すること、ご存じですか?本記事では、地域特有の「締めメニュー」をご紹介します。
北海道ならではの贅沢すぎるお酒の締めとは!?
北海道函館市出身の男性が、初めて「飲み会の締め」を知ったエピソードを教えてくれました。
深夜の函館市。私は地元の友人と、飲み屋でお酒を楽しんでいました。そろそろお開きに…となったとき、「じゃあ、締めを食べに行きますか」と席を立った友人たち。
私も、何を食べるのだろうとワクワクしながらついていくと、そのお店は飲み屋街から一本路地を入ったところにありました。
カウンターに座り、注文したのは、なんと函館らしい鮮度抜群の「海鮮丼」。
飲みの後には必ず海鮮丼を食べるというのが、地元の夜遅くの習慣だったのです。私も豪快に盛られたネタが丼からはみ出るその光景に、大興奮。
口に運んだ瞬間、その味わいに目を見張りました。新鮮なホタテ、甘いイクラ、口の中で溶けるようなマグロ…。それらが調和して、まるで海の恵みをそのまま口の中に受け止めているかのような感覚でした。
海鮮丼を食べ終えた後の満足感が、その日の飲みの席をさらに楽しいものにしてくれたことは言うまでもありません。函館市でのこの体験を通して、飲みの後の食事という新たな楽しみを見出すことができました。
他にも意外な締めメニューが!
お酒の締めに新鮮な海の幸たっぷりの海鮮丼なんて、とっても贅沢ですよね。海の幸に恵まれた場所だからこそ食べられる一品なのでしょう。とろけるような美味しさの海鮮丼だったら、飲み会でお腹がいっぱいになってもペロリと平らげられますね。
他にも、沖縄県ではステーキ、愛知県名古屋市ではカレーうどん、高知県では屋台餃子を締めに食べるのがスタンダードという地域もあるそうです。同じ北海道でも、札幌市では最近「シメパフェ」と言ってごはんを食べたりお酒を飲んだりしたあとに、パフェを食べるのが流行っているのだとか。
旅行に行く機会があれば、その土地ならではの締めメニューを味わってみたいですね!
編集:TRILLニュース編集部
提供:北海道函館市出身・20代男性
※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています
※お酒は20歳になってから