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「変わっていく自分に合わせて定期的に見直し」本棚の整理【毎日が変わる片づけのワザ(130)】

  • 2023.6.26
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整理整頓や片づけは、少しでも生活を快適にするために避けては通れない課題の1つですが、いざ取り組んでみたところで「なかなか片づかない…」という方は少なくないようです。そこで、整理収納アドバイザーとライフオーガナイザーの資格取得の際に学んだ内容から、仕事や家事、気持ちを片づけるときの基準にしていることを紹介します。

「変わっていく自分に合わせて定期的に見直し」本棚の整理

できるだけモノを持たないことを心がけている我が家ですが、本の量だけは、もしかしたら多めかもしれません。そして、ちょっと心がくたびれたとき、わたしはまず本棚の前に行きます。「今の気分に合う本はどれかな」と選んでパラパラとめくるついでに、本棚の見直しもするのが大好き。心が落ち着きストレスを洗い流せる時間になっています。

わたしの本棚は、仕事や勉強をするためのテーブル横にある、4段×4列の本棚とキッチンにあるカラーボックスの1段の2か所です(娘用の本棚は別に2か所あります)。

本棚の運用ルール? は以下です。

一番下の棚には本を並べない(どうしても本がホコリっぽくなってしまうのが気になるため)

・本棚に長く置いておくのは、何度も読み返したいほど好きな本だけ

・なんだか「モヤモヤ」したら、見直しどき

クローゼットの整理と同じように、定期的に「今でも読みたいもの」か確認して、場所を入れ替えてみたり手放したりするのは、わたしにとってとても楽しい時間です。服のように、本にも「今の自分とフィットするか」という判断基準があると思っています。変化していく自分に合わせて、本棚の中身もこれまでかなり変わりました。

何度も見直した結果、この5年くらいはかなり、並んでいる本の多くがスタメン化。今は以下の配置をベースに、新しい本が増えるたびに入れ替えたり、減らしたりしながら「わたしにとってちょうどいい」本棚になりました。

■1番左の棚

1段目:高山なおみさんの「日々ごはん」シリーズ

2段目:ライフスタイル系の本(片付け、ファッション、美容など)

3段目:仕事関係の本(ライティング、編集、SNS運用など)

4段目:マンガ「ガラスの仮面(文庫版)」全巻(ホコリを防ぐため、無印良品の「ポリエステル綿麻混・ソフトボックス」に入れています)

■左から2番目の棚

1段目:吉本ばななさんの小説(単行本)と「今」読んでいる本(今は「超ミニマル主義」「ひとこと化」「『大好きなもの』しか持たない少ない暮らし」「衣食住『あたりまえ』の見直し」などが並んでいます)

2段目:吉本ばななさんの小説&エッセイ(文庫本)とマンガ(「作りたい女と食べたい女」「しあわせは食べて寝て待て」「今夜すきやきだよ」など)

3段目:小説(瀬尾まいこさん、伊吹有喜さん、原田ひ香さんなど)

4段目:仕事関係のもの(会社に持っていくパソコンケース、ボイスレコーダー、折りたたみ傘などを無印良品のソフトボックスに入れて収納)

■右から2番目の棚

1段目:メイク道具&鏡

2段目:片付け関連の(高さのある)本

3段目:何かのときにふと読み返したくなる作品(灰谷健次郎さん、向田邦子さんなど)、大好きなマンガ「きのう何食べた?」全巻

4段目:これまた無印のソフトボックスに、永久保存したいDVDを入れています。

■1番右の棚

1段目:ミステリー小説(宮部みゆきさん)

2段目:ミステリー小説(柴田よしきさん)

3段目:ミステリー小説(坂木司さん、近藤史恵さんなど)

4段目:パソコンのケーブルや電源などを無印のソフトボックスに入れて、ごちゃごちゃした見た目にならないようにしています。

■番外編(台所にある本)

レシピ本、食器の本、お弁当の本、食事のマナー本など。

何かを焼いたり煮たりしているちょっとした時間に、パラパラと「立ち読み」するのが楽しいです。

わたしは子どものころから「本棚」が大好きです。本屋でも、図書館でも、マンガ喫茶でも、本が並んでいる所がとにかく好きです。家の中で一番好きな所も、本棚。本棚を整理するたびに、

「自分にとっての適量」を持つことが心地いい

と感じます。わたしにとっての片付けは、「減らしたり増やしたりしながら、今の自分にとっての適量を探し続けること」なのかもしれません。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke>

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