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水を加えない夏野菜カレー

  • 2023.6.25
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夏野菜の季節。なす、トマト、ズッキーニなどをたっぷり使いひと鍋で煮るカレーを作ってみました。みずみずしい夏野菜の水分を生かして、水を加えないカレーです。野菜は冷蔵庫にあるもので気ままに。もちろんお肉を加えてもいいのですが、今回は野菜と豆だけで水を加えずに煮るレシピにしてみました。できあがったカレーは野菜の旨味たっぷり。さっぱりとした身体に優しい味わいになりました。

作り方はラタトゥイユによく似ています。野菜に塩をふって水分をひき出しながら煮ていきます。水は加えずに野菜の水分だけ。30分も煮ればできてしまいます。そして、翌日また煮返して、なすや豆がトロトロになったものも、またなんともおいしい。柔らかくなった豆は半分くらい潰してペースト状にしてみるのも、おすすめです。

今回はカレーのトッピングにバジルペーストを加えてみました。この思いつきはスープ オ ピストゥから。野菜たっぷりの南仏スープはペーストを混ぜながら食べるものなのですが、野菜カレーでもやってみました。バジルペーストに熱が加わり、ふわっと香りが立ち、カレーの表情ががらりと変わります。夏野菜との相性の良さは言わずもがな。

カレーにバジルペースト。私の定番になりそうです。

夏野菜カレー

<材料2〜3人分>玉ねぎ1個ニンニク1かけなす3本ズッキーニ1本トマト3個さやいんげん10本ゆでた豆(いんげん豆、ひよこ豆など)1カップオリーブオイル大さじ3クミンシード小さじ2コリアンダーシード小さじ2カレー粉大さじ1〜大さじ1と1/2好みのスパイス (ガラムマサラ、ターメリックなど)適量塩小さじ1と1/2こしょう少々バジルペースト(あれば)適量

1. 玉ねぎは繊維を断つようにして薄切りにする。ニンニクはみじん切り、なす、ズッキーニは半割にして1cm幅に。トマトは皮つきのままざく切り、さやいんげんは1cm幅に切る。(野菜はパプリカ、ピーマン、オクラ、かぼちゃなど好みのもので)2. 鍋にオリーブオイル、クミンシード、コリアンダーシード(あれば)、ニンニクを入れて中火にかける。香りが立ってきたら、玉ねぎ、塩(分量の塩を数回に分けて加える)少々を加えて、ふたをする。時々かき混ぜてしんなりとするまで炒める。3. なす、ズッキーニ、塩を加えて炒め、ふたをして煮る。時々かき混ぜる。4. 3がしんなりとしたら、カレー粉、スパイスを加えて炒める。5. 香りが立ってきたら、トマト、塩を加えてさらに煮る。6. 豆、さやいんげんを加えて20〜30分煮る。

野菜に塩を加えて水分を引き出すことで旨味たっぷりに。

ワインはシチリアのナチュラルな味わいのシラーを合わせて。

バジルペーストはフランス風のピストゥ。バジルとニンニク、オリーブオイル、塩をミキサーにかけたもの。

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