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【妊活に疲れた私】に『子供が欲しくない友人』が一言!「二人も結構楽しいよ」と言い?

  • 2023.6.24

なかなか子供ができない私に、「子供を生みたいと思ったことがない」という友人。そんな友人を受け入れられないと思っていたのですが、じっくり話を聞いてみると・・・。

画像: ftnews.jp
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つらい妊活が続く日々

私は結婚2年目の30代の主婦です。私も主人も子供が大好きなので結婚後すぐに妊活を始めました。しかし、思い通りに子供を授かることができず、苦痛の毎日。なかなか妊娠できなかったのですが、二人で頑張っていました。

産婦人科に行けば子供連れや妊婦を見て落ち込み、私には赤ちゃんは来てくれないんだと思うと涙がこぼれる日々で、何をやってもむなしいと思うように。

家に帰れば落ち込んでいる私を励ます主人に、つい感情的になり怒りをぶつけていました。主人は「二人がこれ以上苦しむのならもうやめよう」と言い出したのです。

子供が欲しいと思ったことがない?!

そんなある日、学生のころ仲が良かった友人にばったり会いました。久しぶりの再会でじっくり話をするうちに気を許した私は、つい妊活で苦しんでいることを話してしまったのです。

すると彼女は、「私は子供が欲しいと思ったことがないんだ」と言いました。

私は、自分が馬鹿にされているのかと思いました。その時は、彼女の言葉は受け入れられず、私の苦しみを踏みにじられたように感じたのですが、彼女の話は続きます。

「主人は旅行が好きでね。国内の温泉巡りで47都道府県制覇したいって言ってる」

「子供がいたらそれはそれで楽しかったかもしれないけど、二人もけっこう楽しいよ」

私は悪い意味で捉えた自分を恥じました。子供を授からないのはつらい。でも、子供がいないからって、必ずしも不幸になるわけでもない。不幸だと決めつけていたのは、私だったんだと気づかされたのです。

二人もけっこう楽しいよ

彼女の言葉は、私にとって衝撃的でした。もし子供ができなくても、私を愛してくれる主人がいる。そう思うと主人にも優しくなれました。ないものを求めるだけでなく、今ある幸せをかみしめよう。私には私の道があると思えるようになり、心にゆとりが生まれました。

まだ妊娠を諦めていませんが、ダメでも大丈夫だと思えるようになれたことに感謝しています。

ftnコラムニスト:鈴木まさ美

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