25歳で突然この世を去った元K-POPアイドル、未公開の“遺作”が「15歳以上閲覧可」の判定…配信迫る？

25歳の若さで突然この世を去った元K-POPアイドル、ソルリさんの遺作に注目が集まっている。

ガールズグループf(x)出身のソルリさんが主演した未公開の映画だ。

韓国の映像物等級委員会は最近、ソルリさんの出演映画『ペルソナ：ソルリ』（原題）について審議し、「15歳以上観覧可」という決定を下した。

映像物等級委員会は「映画およびビデオ物の振興に関する法律第50条、等級分類小委員会の運営規定第13条に基づき、次期会議で十分な検討を通じて等級分類を決めるため、処理を続行する」とし、『ペルソナ：ソルリ』を15歳以上観覧可に分類したと明らかにした。 

作品の上映時間は129分32秒。ソルリさんの本名である「チェ・ジンリ」が主演に名を連ねた。

その前作といえる『ペルソナ－仮面の下の素顔－』は、2019年にNetflixを通じて公開されたオムニバス映画シリーズで、歌手兼女優のIU（アイユー）を主人公に4人の監督が作った4編の作品が公開され、話題を集めた経緯がある。

2番目のシリーズだった『ペルソナ：ソルリ』は、ソルリさんを主演に5人の映画監督がオムニバス短編を準備中だったが、2019年10月にソルリさんが突然亡くなったことで未完成のままだった。

それでも今年5月に入って、Netflixと制作会社ミスティックストーリーが公開と関連して最終協議を進行中とされ、さらに映像物等級委員会の審議も終わったことで、作品公開への関心がますます高まっている。

なおソルリさんは2019年10月4日、25歳の若さでこの世を去った。

◇ソルリさん プロフィール

1994年3月29日生まれ。2005年に韓国SBSの時代劇『薯童謡』で子役として芸能界にデビュー。2009年にはガールズグループ「f(x)」のメンバーとして、歌手デビューした。2015年にグループを脱退し、その後は女優やタレントとして活動。2019年10月4日、突然この世を去った。享年25歳。