【大名】九州初上陸！フィレンツェ発のラグジュアリーな香りのお店、オープン♪

こんにちは、リビングふくおか・北九州Web地域特派員のみずぽんです。嗅覚には人一倍敏感で、植物園のお花の香りが大好きです。 福岡大名ガーデンシティがオープンしましたね♪九州初上陸！DR. VRANJES〈ドット―ル・ヴラニエス〉というルームフレグランスの専門店が、その1階にオープンしました。代官山、名古屋、東京丸の内、心斎橋に続いて5店舗目が福岡だそうです。福岡のマーケットのニーズがある点、ザ・リッツ・カールトン福岡がオープンするにあたり、福岡は注目度が高い点等、立地の条件がそろい、出店を決められたそうですよ♪福岡が注目されているということを知り、大変うれしく思います。

まず外観ですが、おしゃれな画材屋さんの顔料コーナーのような、並んでいるボトルを見ているだけでも、目からうっとりします。店内に入ると、香りのアート空間が広がっていました。 DR. VRANJESの、香りの魅力や歴史などについて、お伝えしたいと思います♪

おすすめの香りのご紹介

入り口を入ると、まずは一番人気の、ROSSO NOBILE〈ロッソ ノービレ〉という赤ワインを香りで表現したフレグランスがディスプレイされていました。ブランドのアイコンともいえる現在のディフューザーボトルは、フィレンツェのシンボルであるドゥオモ(サンタ・マリア・デル・フィーオーレ大聖堂)にインスパイアされ、2008年に誕生しました。ドゥオモを模したこのボトルデザインは、DR. VRANJESのフィレンツェに深く根差したアイデンティティとフィレンツェの強い絆を表現していて、メイドインフィレンツェにこだわっているそうです。

ブランド40周年を記念した限定モデルです。ラベルにこだわっているそうです。まさかの私と同い年なのですね！自分へのご褒美に良いかもしれません。

絵になりますよね。香りですが、高級ホテルへワープさせてくれるような、高級感のある香りです。高級でセンスの良い空間を演出してくれると思います！香りの魔法・・・そんな感じです。

こちらは、新作のローズとたばこの香りです。ローズとたばこという相反する二つが出会ったときに、奏でる香りだそうです。どんな香りが想像できますか？ローズの華やかさに、たばこの香りがスパイスになって、良い感じです♪

たばこのにおいは苦手なんですけど、良い相手に出会えてよかったと思います。

こちらは、アクア、水の香りです。浜辺にうちよせる波をイメージされて作られた香りだそうです。私は、瀬戸内海のようなあまり波がなくて、おだやかな海をイメージしました。香りのひとつひとつに、きちんとしたストーリーがあって、それを伺うのが興味深くて、もっと知りたいと思いました。

DR. VRANJESの歴史

イタリア・フィレンンツェ発のルームフレグランス／コスメティックブランドDR. VRANJESは、薬剤師であるDr.Paolo Vranjesと彼の妻アンナ・マリアによって、1983年、設立されました。 パオロ・ヴラニエスと香りとの出会いは、彼の幼少期に遡ります。シルク商人として世界中を巡っていた彼の祖父は、旅先で買い求めた様々な香水瓶をコレクションしていたのです。その貴重なコレクションが並ぶ書斎で祖父と過ごした時間が、パオロ・ヴラニエスにとって香りへの情熱を抱く原体験となりました。 香りへの好奇心と情熱は、その後に彼の原動力となり、ボローニャ大学で、化学・薬品学を修め、薬剤師として独立。のちに、香水の歴史の作られた「香りの地・フィレンツェ」で、伝統と革新を併せ持った手法でフレグランス製品の開発に取り組みます。それが、DR. VRANJESの出発点となりました。 DR. VRANJESのヒストリーは、パオロ・ヴラニエスの「嗅覚」のヒストリーでもあります。幼少期から複雑な香りを嗅ぎ分ける繊細な嗅覚を持っていたパオロ・ヴラニエスは、嗅覚の記憶を一瞬にして留め、それを表現することができるのです。記憶と深く結びつく「香り」で豊かに空間を彩ることで、家族とともに暮らし、友人と過ごす家という大切な空間を幸せな思い出で満たしたい、そんな思いが彼のクリエイションに溢れています。 パオロ・ヴラニエスの香りへの飽くなき好奇心と情熱は、これからも様々なプロジェクト、コラボレーションを実現していく予定です。

会社案内のヒストリーの箇所より引用させていただきました。子育てのヒントがこの文章の中にあると思いました。幼少期の旅や出来事などを香りで表現するって素敵ですよね～！絵や音楽で表現するのは、その瞬間を切り取っている感じがするけど、香りで表現するのは、時間とともにあまり香りがうすくなっていくのが、記憶と似ているような気がします。

こちらの製品は、調香師のパオロ・ヴラニエスさんが、きれいな風景を見て、美しい音楽を聴いて、そこから生まれた最上級な香りのパフォーマンスなんだろうなと想像してしまいました。もし、FUKUOKAの香りがあるとしたら、どんな香りになるんでしょうね♪

このフレグランスがあれば、香りに見合った空間にしなければならないと、気合を入れられるかもしれない・・・そんなことを思いながら、良い香りで幸福感に満たされて、取材を終えました。なかなか文章で香りを表現するのは難しいので、ぜひ足を運んで、香りを楽しんでみてくださいね♪

Dr. Vranjes Fukuoka 〈福岡直営店〉 福岡市中央区大名2－6－50 福岡大名ガーデンシティ・ビオスクエア1階 営業時間：11時～20時 福岡大名ガーデンシティ (fukuoka-dgc.jp)