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乳幼児との外食がスムーズになる!いつからOK?注意点は?失敗しないための3つのキホン

  • 2023.6.22

助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、乳幼児との外食における注意点について教えてくれました。小さな子どもとの外食は色々と心配なことも多いですよね。乳幼児との外食をする際の確認しておくべきポイントをいくつかご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

産後体調が落ち着いてくると、外食をしたくなるかと思います。しかし、乳幼児連れの外食は、ハードルが高い気がして躊躇してしまうこともあることでしょう。そこで今回は乳幼児連れの外食についてのお話しです。

乳幼児との外食はいつからOK?

赤ちゃんの外出は、生後28日未満の新生児の時期を過ぎてからが可能となります。しかし、生後2カ月くらいまでの外出は、短時間で済ませるほうが良いでしょう。

外食デビューによい時期は、首がすわり始める生後3~4カ月かと思います。抱っこもしやすくなり、授乳を事前にしておけば、比較的落ち着いて過ごせます。

生後5〜6カ月になると、離乳食が始まります。離乳食が1回の時期は、外食時に無理にあげなくても家にいる時にあげれば良いかと思います。

また、腰がすわり始めると、子供用いすに座らせることができるため、食べさせやすくなるでしょう。

最初は、ファミリーレストランやフードコートなどが赤ちゃん連れでも行きやすい外食先がおすすめですが、個室があるところや座敷席などを選ぶとさらに安心でしょう。

外食時に注意することは?

①乳幼児を連れて入店可能かを確認する

一番重要になるポイントは、乳幼児を連れての入店が可能であるかどうです。

料亭や高級レストランなどの格式の高い店では、断られる場合が多いです。カジュアルな店でも、その日の予約状態や客層などによっては、断られる場合があるかもしれません。

事前に調べられる場合は、ホームページで確認したり、電話やメールなどで問い合わせをしておきましょう。

さらに、ベビーカーは店に入れられるか、子供用の椅子や授乳スペース、トイレにオムツ交換できる設備があるかなどを確認しておくと安心でしょう。

②ぐずっても大丈夫なようにお気に入りのおもちゃや本を用意

食事をしている最中に、子どもがぐずってしまうということはよくあります。持ち運びしやすく、周りの方にも迷惑にならないようなおもちゃや、小さめの絵本などを用意しておくと、ぐずった時に遊ばせることができるためおすすめですよ。

③授乳は食事前に済ませる

まだ食事をしない月齢であれば、食事の時に機嫌よく過ごしてもらったり、眠ってもらうために食事が来る前に授乳をすると良いでしょう。

授乳スペースを利用したり、個室や壁側の席などであれば、授乳ケープを使用して授乳できるかもしれません。近所へのお出かけの場合は、出発直前に授乳しておくのも良い方法です。

育児用ミルクを作る際は、飲食店や授乳室でお湯をもらえることもありますが、基本的にはお湯は持参するようにしましょう。

④万一こぼしたりした場合に備えて着替えを用意する

お家で使い慣れた食事用エプロンや、使い捨ての紙エプロンを用意すると良いでしょう。

エプロンでは防ぎきれないぐらいにこぼしてしまったり、汚れたりする場合もあるので、着替えも持参しましょう。赤ちゃんの口や手、テーブルなどの汚れをふき取るために、お店にはおしぼりもあるかと思いますが、たくさん使うこともあるのでウェットティッシュも持参していると便利です。

持参する離乳食や大人の取り分け食事で注意することは?

まずは、離乳食の持ち込みができるかどうかを確認しておきましょう。

お店によっては離乳食メニューをおいてある場合もありますが、ない場合が多いです。また食べ慣れない離乳食は、食べてくれない場合もあるので用意した方が安心です。 離乳食を持参する場合は、冷凍したものを常温で自然解凍するのはNGです。手作りのものは、保冷剤や保冷バックなど使用して傷まないように注意しましょう。外食時は、持ち運びがしやすい市販のベビーフードも活用してみましょう。

離乳食完了期のお子さんは、大人の取り分けをすることもあるかもしれません。その場合は、味付けや食材の硬さ、熱くないか、今までに食べたことのある食材かどうかなどに注意しましょう。

麺類などを細かく食べやすくするには、麺カッターが便利です。ベビー用品などのお店で購入できます。

まとめ

赤ちゃん連れの外食が、家族みんなで楽しめるとよいですね。


監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀

ベビーカレンダー編集部

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