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私の苦手なものを食卓に並べる義母。嫌がらせの裏にあったまさかの理由とは

  • 2023.6.22

専業主婦のパニ子は夫の光雄と5歳になる娘のパニ美と3人暮らし。パニ子は料理が苦手で、砂糖と塩を間違えてしまうこともあるのだそう。そんなとき、ママ友から「義母に料理を習ってはどうか」と提案されて……。スカッと系人気YouTubeチャンネル「パニコレ」から、「料理上手な義母から苦手な食材を聞かれた私。すると衝撃の展開にw」を紹介します。

義母に料理を習うなんて…

ある日、娘のパニ美の遠足のためにお弁当を用意したパニ子。帰宅したパニ美から「また塩と砂糖を間違えて作っていたよ」と言われてしまいました。

パニ美は甘い卵焼きが好きなため、パニ子は砂糖を多めに入れていたつもりでしたが、実際に入っていたのは塩。しょっぱかっただろうと思い、パニ美に謝るとパニ美はその卵焼きを友人の里美の卵焼きと交換してしまったというではありませんか。

里美にも迷惑をかけてしまったということで、パニ子は里美と里美の母親に謝ることに。

里美の母親は「いいのよ、そんなことで謝らなくってさ。パニ子さんらしくて怒る気にもならなかったわよw」と笑っていました。そしてパニ子の料理下手を心配し自分が義母から料理を学んだことや、パニ子も義母に料理を習ってみてはどうかとアドバイスしてくれました。

しかし、パニ子は義母と並んでキッチンに立つ自分を想像することができませんでした。

実は義母が苦手で

パニ子が義母に料理を教わるのをためらってしまうのには、とある理由がありました。

それは自分が義母に好かれていないと自覚していたから。というのも、パニ子が義実家へ行くたびに義母はパニ子が苦手なものを食べさせようとしてくるのです。

夫の光雄もそのことを知っており、パニ子が義実家に近寄らないことも理解していました。

そのため、パニ子が「私さ、お義母さんにお願いして料理を教わろうかな……」と言いだしたことにはびっくり! 2人の関係がさらに悪化しないか心配しているようでした。

一方のパニ美は、義母の作る料理が好きだったため大喜び! パニ子が料理上手になってくれたらうれしいと光雄に言い、光雄は不安に思いながらもパニ子とともに実家へと帰ることにしました。

「苦手な食べ物とかあるの?」

久しぶりに義実家を訪ねたパニ子一家。義母にあいさつをしたパニ美を褒めたかと思えば「どこかの誰かさんの子どもとは思えないわよねぇ〜」とパニ子をチラ見。

早速の嫁いびりにパニ子は萎縮してしまうばかりでした。

料理を教わるつもりで義実家に来たものの、義母はひとりで食事の支度をしてしまい、パニ子の出る幕はなし。しかし、義母の料理の腕前はすごく、パニ子は義母の料理はやっぱりおいしいと思いながら食事をしていました。

すると、「パニ子さんは苦手な食べ物とかあるの?」と義母に聞かれたパニ子。言いよどんでいるとパニ美が「ママの苦手な食べ物知ってるよ〜」とひと言。

それを聞いた義母はパニ美に「教えて、教えて、教えてちょうだいよ〜♡」と詰め寄りました。孫を使って聞き出そうとするなんてひきょう! と思ったパニ子は、観念して苦手な食べ物を伝えることにしました。

食卓にはきのことピーマンの山が!

パニ子の苦手な食べ物はきのことピーマン。それを知った義母はうれしそうに「私、あなたたちに食べてもらいたい料理があるから、来週もぜひいらっしゃいww」と言いました。

パニ子は自分の苦手な料理が出てくるだろうと予想がついていたので断ろうとしましたが、断る理由を探している間に光雄が「来週も特に何も予定はなかったよな!?」と義母の提案に乗ってしまい……パニ子は落ち込むばかり。

もう料理を習うことはかなわないだろうと、パニ子は当初の目的を諦めることに。

翌週、義実家を訪問すると……パニ子の予想通り、テーブルの上には大量のきのこ&ピーマン料理が!

ニヤニヤとした嫌味全開の笑顔でこちらを見る義母に、パニ子はいら立ちを覚えながらも子どもの前で好き嫌いはできないと料理に手を付けました。

あまりの衝撃に涙が

意を決してきのこをひと口食べたパニ子。義母はパニ子が嫌そうな顔をするだろうと思っていましたが……パニ子はあまりのおいしさに料理にがっついているではありませんか!

なんと義母が料理上手過ぎるせいで、パニ子の苦手な食材もおいしい料理に変身していたのです!

料理のおいしさに感動し、苦手なものでも食べられると喜ぶパニ子の姿を見た義母は思わず涙。その様子にパニ子が驚いていると、義母はぽつりと「うれしくって……」とつぶやいたのです。

義母はこれまで家族のために料理を作っていましたが、義父や光雄から「おいしい」と言ってもらえず、寂しい思いをしていたのだとか。そして料理下手なのに幸せそうなパニ子が憎くなり、嫁いびりをしてしまっていたのです。

「自分が愛情を込めて一生懸命作った料理を、誰も褒めてくれなかったら悲しくなる」という義母の気持ちを理解したパニ子は、義母への印象が変わりました。

そして、今までのことを水に流し「自分も家族に喜んでもらえるようおいしい料理を作りたい。義母に料理を教えてほしい」とお願いしました。

その後、週に2、3回義母から料理を教わっているパニ子。今では月に1回程度、義両親を自宅に呼び、食事会を開催しているそうです。

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料理をおいしいと言ってもらえない寂しさからパニ子をいじめてしまっていたというパニ子。「おいしい」だけではなく「ありがとう」など、ささいなことでもしっかりとコミュニケーションを取ることは大切ですよね。

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著者:ライター パニコレ

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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