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キャリア15年目の告白!「モデルの仕事」の本音

  • 2023.6.22

現在30歳、ポーランド出身モデルのアレクサ(@alexa_luczak)。ヘルシーなライフスタイルが多くの女性から共感を呼び、人気を集めてきた。今年で、モデルのキャリアは15年目となる。今回はそんなアレクサがモデルという仕事の良い点、悪い点を教えてくれた。

「モデルの仕事は12歳のときに始めたの。14歳の時に契約のために色々な国へ飛び回るようになったわ。ニューヨークでレオナルド・ディカプリオと食事をしたり、1日に100着以上の服を撮影してファッションウィークを乗り切ったり、タイで水のプリンセスとしてコマーシャルを撮影したりと、人生の半分以上をこの仕事に費やし、その良い点と悪い点をたくさん経験してきたわ。今日はその一部を紹介するわね」

メリット:稼げて楽しい仕事

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「まず第一に、モデルの仕事は素晴らしいわ。プロとして活躍できれば、若い時から稼ぐこともできるし、楽しい職業だと思うわ。世界中を旅して、日常生活では中々会うことが難しい人々に会えたり、非日常でエキサイティングなことを経験できるしね。私は大学進学のためのお金を貯めることができたし、ポーランドにいる家族全員を養うことができたわ。カニエ・ウェストとパーティで会えたり、ゴールデングローブ賞のアフターパーティで遊んだりしたの。30歳になるまでに、写真撮影やCMのために世界の美しい場所にたくさん行くことができたわ。色々な機会を与えてくれたこの仕事にとても感謝しているわ」

デメリット:自分に自信が持てなくなる

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「最近のモデル業界は、さまざまなルックスのモデルを起用しているけど、それでも業界でもっとも望まれる体形というものが存在するもの。世界中のエージェンシーやクライアントで、私は太りすぎ、背が低すぎ、そして平均的な容姿、と言われてきたわ。メイクアップアーティストからは『耳の手術をした方がいい(耳を平らにするため)』と言われ、スタイリストからは『お尻が広すぎる』と言われ、パリのクライアントからは『白人には見えない(白人だけど)』と笑われたこともある。ファッションウィークのために体調を整えようと、摂食障害になったルームメイトがたくさんいたのも覚えてるわ。私も痩せようとするあまり、何度か悩んだことがあるの。オーディションでは何百という不合格を経験することになるので、不合格や批判に対処するのが上手になった方がいいわ。ビリー・アイリッシュの歌に「“If teardrops could be bottled there'd be swimming pools filled by models”(もし涙のしずくが瓶に詰められたら、モデルでプールの水をいっぱいにできるのに)とあるのは、そのためね」

メリット:スケジュールはかなり柔軟で、ある程度の自由が利く

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「撮影やキャスティングがある日は、呼び出し時間(撮影は朝5~6時からのものが多い)や外出に常に備えておく必要があるわ。特に繁忙期はいつでも対応できるようにしているの。だけどゆるやかなシーズンは自分の時間を取りやすいの。私は、モデル業の柔軟性のおかげで、仕事の合間にオンライン大学を受講し、問題なく勉強やテストを受けることができているわ」

デメリット:孤独になることがある

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「契約で長期の旅に出たり、違う国に長く身を置いたりすると、家族から離れることになるわ。私は14歳のときに故郷を離れ、2カ月ごとにファッション都市を旅していたの。ニューヨーク、パリ、ロサンゼルス、東京......。故郷に戻ったのは、学校に通い、高校のテストに合格するためだけだった。高校卒業後は、ポーランドに戻り、クリスマスと夏の年に2回だけ家族に会いに行ったわ。多くのモデルは、私のように仕事の関係で何カ月も家族に会えないの。また、2~3カ月ごとに国を変えていると、知り合いはたくさんできても、それを深い友情に発展させる時間がないわ。あるいは、大親友になったものの、仕事が終了して二度と会えなくなることもあるの」

メリット:自分のコンフォートゾーンから出られる、チャレンジングな仕事

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「モデルになったおかげで、私は大きく成長することができたの。物事を自分の物差しだけでとらえず、自分の健康や体を大切にするようになったわ。自分のありのままの姿に自信を持てるようになったし、楽しくてクリエイティブなファッションスタイルにたくさん挑戦することができるようになった。ある時、水中でのCM撮影で、ロングドレスを着て水中3メートルを泳がなければならなかったの。そのためにダイビングのクラスを受講し、とても気に入ったのでスキューバダイビングも習ったわ。世界中を旅し、人々と出会うことで、英語と日本語を学ぶことにもなった。もし過去に戻ったら、また同じライフスタイルを選ぶと思うわ!」

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