1. トップ
  2. スキンケア
  3. NGな使用方法で効果激減!?シートマスクの正しい使い方

NGな使用方法で効果激減!?シートマスクの正しい使い方

  • 2023.6.22

最近では、日常のスキンケアとして取り入れている人も多いであろうシートマスク。肌悩みが増えてくる40・50代にも効果的なアイテムですが、なにげなくやっているNG行動で効果が下がることもあります。

コスメコンシェルジュの筆者が、シートマスクを使うときのNG行動と改善方法を紹介します。

■何気なくやっている!?シートマスクを使うときのNG行動

(1)長時間つけっぱなしにしてしまう

シートマスクを使用するときに、パッケージに記載されている放置時間を確認していますか? シートマスクを長時間つけると肌がうるおいそうな気がしますが、実は乾燥の原因になってしまうことも。

長時間肌につけるなかでシートマスクが乾燥してくると、肌のうるおいがシートマスクに奪われてしまい、かえって肌の乾燥を招いてしまいます。

シートマスクの効果をUPさせるためにも、放置時間を守りましょう。

顔から取ったシートマスクに美容液が残っている場合は、デコルテなどにも使うといいでしょう。

(2)シートマスクの「タイプ」を正しく把握していない

シートマスクには、「毎日使えるタイプ」と「スペシャルケアとして使うタイプ」があるのをご存じですか?

毎日使えるタイプのシートマスクには、「洗顔後の清潔な肌にご使用ください」と記載されているものが多く、洗顔後すぐの肌につけて、化粧水のかわりのように毎日使えます。

スペシャルケアとして使うタイプのシートマスクの場合は、「化粧水で整えた肌にご使用ください」と記載されていることもある、美容液のかわりとして使うシートマスクです。

スペシャルケア用のものは美容成分がよりたくさん入っていて、毎日使うと、配合されている成分を過剰に摂取してしまい肌トラブルにつながることもあります。

シートマスクが「毎日使えるタイプ」か「スペシャルケアとして使うタイプ」かを確認して、説明を守って使用してくださいね。

(3)シートマスクを「冷やして」使っている

夏はシートマスクがひんやりしていると嬉しいですよね。冷やすと毛穴が引き締まると感じて、冷蔵庫で保管している人もいるのではないでしょうか?

実は、シートマスクを冷やしても毛穴が引き締まるということはありません。

使用方法に「冷蔵庫で保管」などの特記がない限り、シートマスクの効果が減ってしまう可能性があるので常温で保管をしましょう。

シートマスクに限らず、化粧品は基本的に高温多湿・直射日光を避けて常温で保管するようにしてくださいね。

(4)シートマスクを入浴中に使っている

「毛穴が開いていて美容成分が浸透しそうだから」と、お風呂の中でシートマスクをしていませんか?

汗で美容液が流れたり、シートマスクで毛穴を覆って発汗の妨げになったりするため、シートマスクは入浴中に使うには不向きです。

入浴中にパックをしたい場合は、湯船に浸かりながら使用できる「洗い流すタイプ」のパックを使うようにしましょう。

(5)シートマスクのみでスキンケア終了

シートマスクを使ったあとに他に何もつけず、単体での使用になっていませんか?

タイプによって異なりますが、多くのシートマスクは化粧水か美容液のかわりになるもの。そのため、シートマスクをはがした後には、補った水分を逃がさないよう、ふたをする役割として乳液やクリームが必要です。

オールインワンタイプのシートマスクも発売されていますが、乾燥による小じわが気になる40・50代はクリームなどを重ねてしっかり保湿するのがおすすめです。

シートマスクを使うときのNG行動と改善方法を紹介しました。化粧水をつけるよりも肌にたっぷり水分を与えられるシートマスクは、肌悩みが増えてくる40・50代の肌に効果的ですので、正しい使い方を覚えて使ってみてくださいね。

(美容ライター あいみ)

元記事で読む
の記事をもっとみる