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「SNSにアップしたからもういらない!」SNS依存症女が一躍有名人になった理由とは…

  • 2023.12.15

スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「SNSにハマる女の承認欲求の成れの果て」を紹介します。

5歳の男の子のママであるパ二子は、ママ友のミヨコとヒトミと一緒に、子育て情報を発信するSNSを立ち上げ運営しています。読者も増え、やりがいを感じ始めていた矢先のこと。自称カリスマインフルエンサーのママ友がやってきて……。

ママ友はカリスマインフルエンサー!?

今日は、ママ友と運営しているSNSについてのミーティング!

パニ子、ミヨコ、ヒトミの3人は、行きつけのカフェに集まりました。

どうしたら読者がもっと喜んでくれるかを話し合っているだけでワクワク!読者に紹介したい情報が次々とあふれてきます。

そこにやってきたのが、同じ幼稚園に子どもを通わせているサオリ。パニ子たちの了承も得ず、突然テーブルに加わったのです。

「あなたたち3人、SNSやっているんだって? フォロワーどのくらい?」

「今のところ、100人くらいだけど……」

「え! たったそれだけ! プププw」

サオリのフォロワーは、2万人以上。たくさんのフォロワーがいることには違いありません。さおりのアカウントにはおしゃれな投稿がたくさんアップされています。

「私、日本一有名な子育てママインフルエンサーを目指しているの。あなたたちみたいな弱小アカウントとは雲泥の差ね!」


そこからは、読者の“いいね!”やコメントの数、投稿画面にうつる自分の写真自慢がノンストップ!

パフェをゴミ箱に!? 食べるも捨てるも私の勝手!

しばしサオリの投稿を眺めていたパニ子。

そうこうしているうちに、サオリがオーダーしたパフェが運ばれてきたのですが、あっという間にテーブルがパフェでいっぱいに! なんと、サオリはこのカフェにあるパフェのすべてをオーダーしていたのです。

「今日も映えるわよー♪」

スイーツビュッフェでも始まったのかと思うほどのパフェを前に、「これ全部食べられるの?」とパニ子が尋ねます。

「いいのいいの! これはあくまで撮影用だから~」

一瞬、意味がわからず固まるパニ子たち。

「撮影用であって、食べないって言ってるの。撮影後はさっさと捨てるわよ」

そういうなり、サオリは撮影を終えたパフェグラスを持ってドリンクバーコーナーに向かったかと思ったら、ゴミ箱の上でひっくり返したのです。

それを見たパニ子たちは目が点になりました。

ためらう様子も見せず次々とパフェを捨て、楽しそうにSNSにアップするサオリ。

「お代は払っているのだから、食べるも捨てるも私の勝手でしょ!」

ここからは、サオリの非常識な行動を呆れた表情で眺めるしかありませんでした。

念願だった有名人になったママ友

数日後、またしてもサオリに出くわしたパニ子たち。

「フォロワー数増えた〜? 私、もうすぐ3万人に届きそうなの」

そういってサオリはSNSをひらきました。

しかしそこにはアンチコメントの嵐!

「こんなに注文して食べずに捨てるなんて非常識」

「食べ物を粗末にするなんて、まともなやつのすることじゃない」

「して良いことと悪いことの判断もつかないのかよ」

これが世にいう大炎上というものなのか、コメントやメッセージが止まりません。

しかしこれだけでは終わらず、追い打ちをかけるように、サオリがパフェを捨てている瞬間の動画が拡散され始めたのです。

驚くほどのスピードで動画は拡散され、サオリは念願だった有名人になったのでした。

のちにサオリはアカウントを削除。

3万人ものフォロワーや数々の投稿は、一瞬にして消え去りました。

炎上は止まることを知らず、家に押しかけてくる人も出る始末。サオリの夫はこの騒動に激怒し、子どもを連れて出ていってしまったのだとか。

過剰な承認欲求のために自分を見失ったサオリは、インフルエンサーの地位どころか、すべてを失ってしまいました。

SNSは本来人と楽しくつながるツールであるはず。しかしハマりすぎた結果、SNSのために食べ物を粗末に扱ってしまうのはとても悲しいこと。モラルやマナーをわきまえて、SNSに投稿したいものですね。

 


著者:ライター パニコレ

ベビーカレンダー編集部

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