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『子供は皆でみてあげるから』と言われ《義親戚の旅行》についていき → 散々な目に!『もう無理!』

  • 2023.6.21

夫の実家への里帰りが憂鬱な人も多いのでは? 義親戚との関係が浅いと、互いに価値観の違いを乗り越えるのが大変ですよね。今回は、義親戚との旅行に参加して散々な目に遭ったエピソードを筆者の友人に聞きました。

夫側の親戚と旅行に行くことになり……

友人のA子は4歳男児のママです。
毎年夏休みが近づくと、A子を悩ませるのが夫側の親戚からの「旅行のお誘い」。親戚はみんな仲がよく、夏休みには何家族もが連れ立って大勢で旅行に行くのが恒例なのです。

いつも子どもが小さいことを理由に断っていたのですが、「子どもはみんなで見てあげるから!」と押し切られ、ついに旅行に参加することに……。
しかし、その旅行では数々の事件が待ち受けていました! 今回はその一部をご紹介します。

事件① 子どもの隣で煙草をスパ~ッ!

「子どもを見ててあげる」と率先して言ってくれていたのは夫の叔母。その言葉どおり、A子が食事をしているときなど手を離せない場面では積極的に子どもと遊んでくれました。
しかし、ふとA子が叔母と子どものほうを見ると……

「スパ~ッ!」……なんと、子どものすぐ近くで叔母は煙草をふかしていたのです!
しかも、煙草を持ったまま子どもを抱っこしようとするので、A子は慌てて子どもを回収したそうです。

事件② ちょっと待てェェェ!! 危なすぎる遊びに白目

旅行にはA子の子ども以外にも親戚の子どもたちが何人か参加していたのですが、活発な子も多く、遊び方も豪快。しかし親戚たちはそれを諌めることもせず、笑ってみているばかり……。
A子はそこに混ざる自分の子どもを内心ヒヤヒヤしながら見守っていました。

みんなで大浴場に行ったときには、親のうち1人が子どもたちに「ほら競争だよ~!」と声かけ。子どもたちは大声をあげながらダッシュで大浴場へと駆け込んでいき、A子は「危ない!!」と肝が冷えたそうです……。

さらに、部屋の中でプロレスをする・勝手にベランダに出る・子どもたちだけで旅館の中を探検……などなど、A子は心が休まる暇がありませんでした。

事件③ エビ、カニ、チョコ……嘘でしょ?!

食事時にも事件が。
A子がトイレに行くために少し席を外すと、そのあいだにA子の子どもは勝手に大人の食べ物を食べさせられそうになっていました。
中には、エビやカニ、チョコなど、今までに食べさせたことがないものも……!

「アレルギーがあるかもしれないのでやめてください!」と直前で止めることができましたが、A子は気が気じゃありません。
ちなみにその時A子の夫は酔っ払って寝ていたそうです。

はい、もう無理でーす!

ヒヤヒヤしながら1泊2日を過ごしたA子。
帰宅後、無邪気に「楽しかったね。来年も行こうよ!」と言い放った夫に激怒したことは言うまでもありません。

子どもを危険から遠ざけたいのが親心。A子は旅行で起こった事件を一つひとつ報告しながら、自分の考えを夫に話しました。夫も理解を示し、「もう2度と親戚の旅行に行くことを強要しない」と約束したそう。

もちろん、子どもを見てくれた義親戚には、感謝しています。義親戚にお願いする前に、可能な限り自分たち夫婦が積極的に見守ること。嫁が義親戚に言いづらい部分は、夫自身に対応をお願いしたり、時には上手く親戚に伝えてもらうようにしたそうです。

ftnコラムニスト:藍沢ゆきの

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