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“5人組”にならずに済んだ…メンバー脱退の危機を乗り越えたEXO、7月のカムバックへ視界良好

  • 2023.6.20

来る7月のカムバックを控えた人気グループEXO(エクソ)が葛藤を克服した。

所属事務所SMエンターテインメントに専属契約の解約を通知したチェン、ベクヒョン、シウミンも一緒に、7月10日のカムバックを準備している。

所属事務所SMエンターテインメントは6月19日、「最近、当社と当社所属アーティスト3人が異なる立場で公開的な問題提起を続けている状況があった。これと関連して当社とアーティスト3人は、EXOを応援してくださる多くの方々にご心配をおかけした点について、心より申し訳なく思う」とファンに謝罪した。

続けて「当社とアーティスト3人は虚心坦懐にすべてのイシューを議論する時間を十分に持った。これを通じて、これまで誤解によって発生した異見を解消し、相互円満な合意に至ることができた」とし、チェン、ベクヒョン、シウミンと一緒に立場を明らかにした。

事務所と対立した3人が劇的に和解
(写真提供=OSEN)左からEXOのチェン、ベクヒョン、シウミン

先立ってチェン、ベクヒョン、シウミン側は、法律代理人を通じてSMエンタの透明な精算資料および精算根拠要請の拒否で、専属契約解約を通知することになったと明らかにした。

彼らはこれまでSMエンタに何度も内容証明を通じて、5月31日までに精算資料のコピーを提供するよう要請したにもかかわらず、提供されなかったと強調した。

また「SMは2007年と2011年の2回にわたり、SMに下された公正取引委員会の禁止議決にもかかわらず、これを是正しなかった」として6月4日、国民申聞鼓電子受付を通じて公正取引委員会にSMエンタの「優越的地位の濫用」に対して提訴した。

これに対してSMエンタ側は、「精算資料のコピーを、内訳を点検する以外の他の不当な目的で活用しないと確認される前提で、アーティスト3人に精算資料のコピーを提供しようと思う」とし、「引き続き、最善を尽くして協議するようにする」と明らかにした。

彼らが望むのは、ファンが望む8人でのEXOの維持だった。そのため何度も協議を重ねて誤解を解消することになった。SMエンタは「当社とアーティスト3人は相互対等な協議および修正などの過程を進め、今後の関係をより一層強固にすることを約束した」と伝えた。

(写真提供=SMエンターテインメント)EXO

続けて「第3の外部勢力介入に関しては誤解した部分があった」とし、「当社とアーティスト3人はファンの方々をはじめ、3人を除くEXOメンバーたち、EXOを信じて待ってくださった方々に申し訳ないという言葉を伝え、支持してくださった多くの方々の声援に応えられるよう最善を尽くす」と挨拶した。

これでEXOは、7月10日にカムバックという約束を守ることができるようになった。今回の新譜は、7thフルアルバム『EXIST』だ。

EXOが2021年6月にリリースしたスペシャルアルバム『DON'T FIGHT THE FEELING』以来、2年ぶりに出す新しいアルバムであり、2019年11月の6thフルアルバム『OBSESSION』以来、約3年8カ月ぶりに発表するフルアルバムだ。

2012年にデビューしたEXOは、発表するアルバムが次々とヒットし、通算6回のミリオンセラーを達成するなど、K-POPを代表するアーティストだ。誤解のせいでチェン、ベクヒョン、シウミンが離脱して5人組になるところだったが、8人全員を擁する完全体のEXOが維持される見通しだ。

(記事提供=OSEN)

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