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いつもの薬味とオイルサーディンで夏らしく|細川芙美のおうちレシピ、よそいきレシピ

  • 2023.6.16

今日は自分のために作る日、今日は誰かのために作る日…。「誰が食べる」をテーマに、フードデザイナー・細川芙美さんが、同じ食材を使って2パターンのレシピを紹介します。

今回のテーマ食材:オイルサーディン、海苔の佃煮、薬味(大葉やミョウガ)

暑くなる季節がくると、“できるだけ火を使わない料理がいい”と思うはず。今回は、夏が来る前にお伝えしたかったレシピを紹介します。オイルサーディンは常備食材にとても便利。今年は、ツナ缶や鯖缶のとなりにオイルサーディンをストックしてみてください。うちでも、よそでも、大活躍です!

【おうちレシピ】3STEPで完成!オイルサーディンのわさび茶漬け

材料(2人分)
ミョウガ…1本
大葉…2〜3枚
緑茶…適量
オイルサーディン…1/2缶(1缶75gのものを使用)
海苔の佃煮…小さじ3
塩…少々
ごはん…お茶碗2杯(1人1杯分)
白胡麻…お好みの量
わさび…適量

STEP1:材料を切る

食べやすいように細く。
巻いてからのほうが細く切りやすい。

【1】ミョウガ、大葉を千切りに。緑茶の粉末を用意をして、お湯を沸かし、急須などに入れておく。

STEP2:海苔×オイルサーディンの“ノイルサーディン”をつくる

オイルサーディンはオイルごとボウルへ。
崩しすぎないように混ぜる。

【2】ボウルにオイルサーディンをオイルごと入れる。海苔の佃煮を加え、塩少々を振ったら崩しすぎないよう混ぜる。

STEP3:盛り付け

あつあつのご飯へ。
薬味好きならたっぷりもあり。
熱々のお茶を注いで。

【3】お茶碗にご飯をよそい、2のオイルサーディン、ミョウガ、大葉、白胡麻をのせる。1分ほど蒸らした緑茶をそそいだら完成。

「オイルサーディンのわさび茶漬け」の完成

お茶漬けはおうちレシピの王道!わさびを添えて、好きなところを崩しながらどうぞ。呑んだ後のシメでもいいし、食欲がないときでも。

【よそいきレシピ】4STEPで完成!オイルサーディンのなめろう風

材料(2〜4人分)
バゲット…1/2本
ミョウガ…1本
大葉…5枚
オイルサーディン…1缶(1缶75gのものを使用)
海苔の佃煮…小さじ2
塩…ひとつまみ
黒胡椒…少々
アボカド…1個(1人1/2個目安)

※細川MEMO
簡単なものは演出で勝負!缶は捨てずに器にする。

STEP1:パンを焼く

できるだけおいしいバゲットを手に入れて。

【1】バゲットはスライスし、カリッとなるまでトースターで焼く。

STEP2:切る

タテで揃えて切る。
2つを丸め合わせて…。
食感が残る、ざっくりとしたみじん切りに。

【2】ミョウガと大葉は、あらめのみじん切りに。

STEP3:混ぜる

オイルごと使います。
叩くように混ぜて。
海苔の佃煮を加えてよく混ぜる。
塩・黒胡椒で味をととのえる。

【3】ボウルにオイルサーディンとミョウガ、大葉を入れて叩くように混ぜ合わせたら、海苔の佃煮を加えて混ぜ合わせる。均一に混ざったら塩・黒胡椒で味をととのえて。

STEP4:完成

缶を汚さないようきれいに詰め直す。
こんもり表面をととのえて。
アボカドは皮付きでお皿代わり…。

【4】3をオイルサーディンの缶にこんもり盛る(缶が汚れたらきれいにふいておく)。アボカドは皮付きのまま半分にしたらタネを取り除き、焼き上がったバゲットとともにうつわに盛りつけたら完成。

「オイルサーディンのなめろう風」の完成

ワインに合いそうな、簡単でおしゃれなおつまみの完成。ジメジメした季節、生のなめろうよりも心配なく持ち運びもできそうなので、ギャザリングにもOK!ワインとおいしいバゲットと一緒に出したら、おしゃれさんになれそう。もちろん、薬味と海苔の佃煮なので合わせる飲み物は幅広く楽しめます。きゅうりや大根などのスティックをディップしてもおいしいに違いない…!次回の集まりにぜひお試しください。おしゃれさんの座はあなたのもの。

ロケ弁ブランドをはじめ、レシピ提供やメニューのプロデュースも手がける。著書『#ひとりじめ飯』(光文社)が発売中。Instagram:@humihosokawa

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