1. トップ
  2. スキンケア
  3. ラベンダーのアロマテラピー効果は?ラバンディとの違いも

ラベンダーのアロマテラピー効果は?ラバンディとの違いも

  • 2023.6.16

ラベンダーはアロマオイル(精油)の中で最もポピュラーで用途が広いものになっています。性別を問わず受け入れられやすい香りですね。穏やかなその香りが様々な効果を発揮する、とても優秀なアロマオイル(精油)といえます。ラベンダーは古くから「万能のアロマオイル(精油)」として活用されていました。ここでは、そんなラベンダーについて、そしてラベンダーから得られるアロマ効果やおすすめ精油ブレンドもご紹介したいと思います。

ラベンダーについて

ラベンダーといえば、南フランスのプロバンス地方を思い浮かべる人が多いことでしょう。南フランスはラベンダーの主産地として知られています。
ラベンダーは、ラテン語で「洗う」という意味を持ちます。
それは、古代ローマ時代、ラベンダーを入浴に使っていたことから来ているといわれています。

出典:cyuncore

そんなラベンダーには多くの品種があります。
それは、品種改良が盛んに行われ、交雑種も生じやすいためです。
その中で最も香りが良いとされるのが「真正ラベンダー」と呼ばれるものになります。
真正ラベンダーは、奥プロバンスと呼ばれる標高800m以上の場所にしか生息しないといわれています。
そして、もう少し標高の低い場所に生息する品種を「ラバンディン」と呼びます。
ラバンディンは、真正ラベンダーとスパイクラベンダーとの交雑種になります。
ラバンディンは南フランスで最も多く目にするものになります。
ラベンダーは芳香成分を花のがくの部分と葉や茎に含み、アロマオイル(精油)は水蒸気蒸留法によって得られます。

真正ラベンダーとラバンディンの違いについて

出典:cyuncore
真正ラベンダーとラバンディンの違い「見た目の違い」

真正ラベンダーは、きれいな紫色をしています。
花は白やピンクの場合もあります。
背丈が低いのが特徴的です。

ラバンディンは、真正ラベンダーに比べて色が淡いものになります。
また、真正ラベンダーより大きく、3つに枝分かれして花が咲くのが特徴的です。

真正ラベンダーとラバンディンの違い「効能の違い」

真正ラベンダーは、鎮静作用や神経のバランス作用が強くなっており、香りによる癒し効果も高くなっています。
また、鎮静作用は神経だけでなく、炎症や火傷にも効果的です。

ラバンディンは、真正ラベンダーには無いカンファーとネオールを含みます。
香りは、真正ラベンダーよりもさっぱりとした香りです。
癒し効果は、真正ラベンダーよりも劣るものの、その分リフレッシュ効果が高くなっています。
また、皮膚への抗炎症効果も期待できます。

フランスの科学者「ルネ・モーリス・ガットフォセ」が実験中、手に火傷を負い、その場にあったラベンダーのアロマオイル(精油)を塗ったところ、その回復力の早さに驚いたというエピソードがあります。

ラベンダーのアロマオイル(精油)の効果について

ラベンダーのアロマオイル(精油)は肌への刺激も穏やかであるため、多くの人にとって使いやすいものといえます。

出典:cyuncore

アロマテラピー初心者の人にもオススメのアロマオイル(精油)になっています。
ラベンダーのアロマオイル(精油)の効果は、リラックス・安眠・夏ばて・疲労・風邪・熱・咳・鼻づまり・冷え性・ストレス解消・肩こり・頭痛・腰痛・生理不順・生理痛・ニキビ・水虫・筋肉痛・脂っぽい肌・髪のパサつき・肌の乾燥・日焼け・目の疲れ・乗り物酔い・防虫となっています。
とても多くの効果が得られるアロマオイル(精油)だということがわかりますね。
ラベンダーには鎮静作用があるため、ストレスによる心や体の疲れをほぐしてくれます。
現代人の多くは不安・緊張・ストレスを抱えていますね。
そんなとき、就寝前にラベンダーの香りをお部屋に漂わせる芳香浴や、トリートメントオイルにラベンダーを加えてマッサージすることで気持ちが落ち着きます。
就寝前のラベンダーティーもオススメやラベンダーのアロマオイル(精油)をバスタブに数滴落として入る半身浴や、足浴や手浴もリラックス効果が高まって良いでしょう。

ラベンダーのアロマオイル(精油)おすすめブレンドレシピ

「頭痛には」

ラベンダーのアロマオイル(精油)1滴
ホホバ油 5ml

ホホバ油にラベンダーのアロマオイル(精油)を加えて混ぜたものを少量手に取り、指先に馴染ませてからこめかみに塗付します。(このとき、目に入らないように注意しましょう)
鎮静効果を持つラベンダーの香りが痛みを和らげてくれます。

「日焼け後のケアには」

ラベンダーのアロマオイル(精油)5滴
ハチミツ 大さじ1

ハチミツにラベンダーのアロマオイル(精油)を混ぜ、浴槽のお湯に入れてよく混ぜます。
ラベンダーの抗炎症作用、皮膚の回復作用によって日焼け後の肌に効果が期待できます。
夏の日差しや、ウインタースポーツ時の日焼け後に助かります。

最後に

このように、ラベンダーは様々な場面で私たちを癒し、様々な苦痛を和らげてくれる万能アロマオイル(精油)であるということがわかりました。
ラベンダーのアロマオイル(精油)を使ったレシピは数多く、他のアロマオイル(精油)ともブレンドしやすいため、お好みの香り、期待する効果によってアロマオイル(精油)をセレクトしてオリジナルオイルを使っていくと良いですね。
ラベンダーのアロマオイル(精油)は、年中欠かすことのできないアロマオイル(精油)として活躍してくれることでしょう。

元記事で読む
の記事をもっとみる