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楽天「ラクマ」販売手数料を「変動制」に 売れば売るほど安く...狙いは

  • 2023.6.16
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「ラクマ」が手数料システムに新たな仕組み導入
「ラクマ」が手数料システムに新たな仕組み導入(J-CASTトレンド)

フリマアプリ「ラクマ」が、ユーザーから徴収する販売手数料を変更する。2023年6月15日現在は、ユーザーの売上金から、販売した商品価格の6.6%(税込)を差し引いている。8月1日からは改定し、ユーザーの売り上げに応じて販売手数料が「変動する仕組み」を導入する。

8月以降、基本の手数料は「10%」に。ユーザーが商品を売れば売るほど、手数料はここから安くなっていく。条件を満たすと、最小4.5%まで下がる。

最小4.5%適用の条件

公式サイト「ラクマお知らせブログ」6月15日付の投稿によると、セキュリティーおよびサポート体制の強化に向けて販売手数料を改定するとのこと。

先述通り、手数料は基本10%。ただしユーザーの販売状況に応じて、これに「9%」「8%」「7%」「6%」「4.5%」を加えた計6段階で、手数料が変動する。

前月26日から当月25日までの1か月間の販売回数と合計販売金の実績を基準として、翌月1日から月末の手数料が決まるのだ。

例えば、1か月以内に4回以上商品を販売し、かつ5000円以上を売り上げた場合は、翌月の手数料は「9%」に。6回以上かつ1万円以上の売上高なら、8%に下がる。

最小の「4.5%」まで下げるには、10回以上かつ10万円という条件を満たす必要がある。

仕組み導入経緯を取材すると

手数料の判定は毎月26日に行われ、同日にユーザーの販売実績はリセットされる。つまりいちど手数料が下がっても、その後販売を完全に止めれば、翌月の手数料は基本の10%に戻ることになる。

制度の導入経緯について、ラクマ広報に取材した。「お客様がより取引を楽しんでいただけるために、販売するほどに販売手数料が安くなる仕組みを導入させていただきました」との話だった。

ほかの有名フリマアプリをみると、「メルカリ」は販売手数料を10%に、「PayPayフリマ」では5%に、それぞれ設定している。

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