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粋なおもてなしを堪能した、ホリデーシーズンの宴。(Shizue Hamano)

  • 2015.12.15
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忘年会にクリスマスパーティ、と宴の増える師走。今年は、粋なおもてなしが印象的な宴に参加する機会がありました。器を主役にした食事会に、予約の取れない絶品鍋料理屋での和職倶楽部活動、ルネッサンス的ゴージャスなディナーパーティ。おもてなし魂を堪能した宴体験をちらりとご紹介。

器が主役の夜饗の会。

友人が主催している器と料理に親しむ会「UTSU-WA?」に初参加。シェフを務める船越雅代さんのソウルフルな料理が美味しいのはもちろん、この宴が特別なのは、器の作家さんが料理やテーマに合わせてこの日のために作った作品で料理をいただけること。今回4名の作家さんが参加していましたが、なかでも気になったのが陶芸家・松浦コータローさんの作品。ベトナムの絵付け陶磁器、安南手の器やれんげは可愛いだけではなく、日常使いにもできるものばかり。次から次へと料理を乗せて登場する器たちに盛り上がる宴、新鮮なおもてなしでした。

宮廷晩餐会にタイムトリップ!?

「時は17世紀のフランス。宮廷料理が振る舞われる晩餐会にて」と写真の説明を受けても納得してしまうかもしれない。実はこちら、ヴァン クリーフ & アーペルの新作ハイジュエリーコレクション「ポーダンヌ」のお披露目を兼ねて行われたガラディナーの模様。お伽話「ロバと女王」の世界をジュエリーで表現したファンタジックなコレクションを盛り上げる宴は、オペレッタさながらの舞台で始まり、豪華絢爛な宮廷料理が次々と運ばれ、最後は新作を着用した優雅なランウェイタイムで締めくくり。夢のような時間はあっという間でした。

”和”を応援する、和職倶楽部活動。

謎の「和職倶楽部活動」が行われたのは、神楽坂の予約が取れないお店「御料理 山さき」。御座布団の上で首をかしげているウィスキーのOld Parrがその宴のホストでした。倶楽部活動の内容はと言うと、Old Parrが和の職人と食を応援するという壮大なプロジェクト。この日は、絶品のねぎま鍋をいただきながら、作家・中里花子さんによる唐津焼の器で和食に合う(ホント!)Old Parrの水割りを酌み交わし、和を多角的に堪能。ホストが鎮座されている飾り座布団も、実は江戸小紋のもの。粋過ぎる和のおもてなしを堪能しました。

参照元:VOGUE JAPAN

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