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図書館で81年も返却期限が過ぎていた本の延滞料金はいくら? なかに書かれていた『感想』が嘘でしょ

  • 2023.6.16

アメリカの図書館に返却された本。なんと返却期限が81年も過ぎていて、図書館職員たちを驚かせた。

81年も期限が過ぎていた本が返却、延滞料金はいくら?

アメリカのアバディーン・ティンバーランド図書館に期限を81年も過ぎていた本が返却されたことがわかり、話題となっている。

同図書館を含む公共図書館システムのインスタグラムへの投稿によると、今回81年の時を経て図書館に帰ってきたのはチャールズ・ノードホフとジェームズ・ノーマン・ホール著の『The Bounty Trilogy』という小説で、出版されたのは1932年のこと。貸出カードには1942年3月20日が返却期限であると書かれており、なんと第二次世界大戦中に借りられた本が2023年に返却されたということになる。本を返却した人は倉庫でこの本を見つけたといい、本を借りた人物の家族や親戚、知り合いではないと説明している。

画像1: 81年も期限が過ぎていた本が返却、延滞料金はいくら?
画像2: 81年も期限が過ぎていた本が返却、延滞料金はいくら?
画像3: 81年も期限が過ぎていた本が返却、延滞料金はいくら?

ここで気になってくるのは、81年も返却期限を過ぎてしまったことによる延滞料金がどれくらいになるかということ。図書館スタッフが1日あたり2セントという延滞料金(日曜日・祝日を除く)を81年分で計算してみたところ、延滞料金は484.80ドル(約6.7万円)ほどになったのだそう。ただしこの図書館では2020年から延滞料金制度を廃止しているため、実際には延滞料金の心配をする必要はないという。

81年もの間返却されなかった本。よっぽど面白いのかと思うと実はそうでもなかったのか、表紙の裏には「お金を貰ってもこの本は読まない」というヒドイ感想が書かれていたそう。この感想を書いた人物はお金を貰っても読みたくないわけで、逆に6.7万円の延滞料金を支払うなんて絶対イヤだったに違いない。

画像4: 81年も期限が過ぎていた本が返却、延滞料金はいくら?
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