全室にサウナを用意。身も心もリラックスできる【ホテル雅叙園東京】の特別プラン

贅を凝らした滞在を愉しめる東京･目黒のスモールラグジュアリーホテル【ホテル雅叙園東京】では60室の客室全てにスチームサウナを備えます。特に2023年7月13日（木）までの期間限定プラン「ご褒美サウナステイ～Relax～」は、上質な空間で身体と心をととのえる、魅力いっぱいの内容です。

サウナプランは全ての客室タイプで利用可能

「ご褒美サウナステイ～Relax～」は、ほぼ全ての客室タイプに対応します。プラン専用の美容機器も用意され、インルームダイニングを利用できるディナークレジットが １室￥5,000分ついているので、サウナの合間に部屋で夕食までいただける“おこもりステイ”を楽しめます。

今回は６階にある和室フロアで、サウナステイを体験しました。

▲６階のエレベーターホールにかかる『連獅子』からは、凛とした日本の精神が伝わります

『連獅子』は、日本舞踊家の猿若清三郎をモデルに据え、写真家の藤井秀樹と水墨画家の楊永琚（ようえいきょう）による合作です。

▲客室階の廊下

６階和室フロアの客室は、2019年7月にリニューアル。日本旅館を思わせる廊下の造りは、都会の真ん中にいることを忘れてしまいそうになるほどです。太平洋戦争中ホテルが海軍病院の分院に指定されたことから、和室の名前は「大和」「武蔵」「陸奥」といった旧日本海軍の艦船からとられています。

▲和室「和泉」は120平米の広さ

和室にも様々な間取りの客室を用意。今回紹介する「和泉」は、もっとも広い和室の部屋で、10帖のリビングと12帖のベッドルームに、箱庭に向いた広縁をしつらえます。バス・トイレ・洗面は独立タイプで、ジェットバスとスチームサウナを備えます。

▲「和泉」は二間続きの和室です

室内に飾られたアートや備品は、国内の若手アーティストを起用して、伝統工芸の新たな発信の場としています。縁起のいい麻の葉模様のラグは職人の手作りで、糸を１本１本高密度に打ちこんだ逸品です。

▲横幅200cmのキングサイズのベットには、シモンズのベッドマットを採用

ヘッドボード側の壁紙には、茶室へと向かう庭に植えられる縁起のいい「ヤブコウジ」を、淡い色使いでプリントしています。

▲襖紙は京都の職人が手がけた絹の西陣織

「和泉」の寝室側の襖紙は、現存する日本最古の物語とされる『竹取物語』がテーマ。織り込まれた金糸や銀糸が、見る角度や時間によって変化する上質な造りです。

▲ベッドサイドテーブルも西陣織

ベッドサイドテーブルを飾る和柄は、茶席で使われる「風炉先屏風」をイメージした形に、西陣織の生地が張られます。客室ごとに図柄が異なり、『竹取物語』をテーマにした「和泉」では、竹の葉模様が目を楽しませてくれます。

▲ネスレのエスプレッソマシンや、シャンパングラス、江戸切子のタンブラーを備えます

▲120平米の客室「和泉」と「相模」だけにある、螺鈿細工を施したトイレ

漆塗りの蓋とトイレットペーパーホルダーに螺鈿が埋め込まれた特別仕様のトイレは、「和泉」が竹取物語にちなむ月夜に輝く竹林がモチーフ。「相模」は目黒川と桜並木を螺鈿細工で表現した朱塗りです。どちらも蓋の裏に金箔が張られます。

客室ではスチームサウナを楽しめます

全ての客室にスチームサウナを用意する贅沢な造りも魅力のひとつ。スイッチを押してから20分で、46度ほどの温度になります。

▲パウダールームの壁にあるスチームサウナのスイッチ

▲「和泉」のバスルームは黒を基調に、萩焼の壷を飾る典雅な空間。正面のガラス張りの扉がスチームサウナです

▲２人サイズのスチームサウナを全室に用意

スチームサウナでは発汗や新陳代謝が高まるほか、目を閉じて暖かい蒸気に包まれることで深いリラクゼーション効果も期待。心も身体もリセットする滞在を満喫することができました。

▲ジェットバス仕様のバスタブ

今回はサウナをメインに滞在したため、バスタブにはあらかじめ水を張り、水風呂として利用しました。バスルームの窓は開きませんが、湯船のふちに座って庭の緑をながめながら休憩ができました。

▲ダブルベイシンのパウダールーム

客室タイプによってバス・トイレ・洗面の構造が異なりますが、和室はすべて3点独立タイプ。バスローブも用意され、サウナ後の休憩にも役立ちます。

▲アメニティ

女性用の基礎化粧品は、イタリアのオーガニックブランド「NATURAL FOUNDATION (ナチュラルファンデーション)」。男性用の基礎化粧品は、人気の「バルクオム」を採用。木製のヘアブラシなど、上質なアメニティがそろいます。

サウナプラン特典でルーヴルドーの商品を試せます

サウナプランには、高性能と話題の「LOUVREDO（ルーヴルドー）」のアメニティを用意。普段は試すことのできないドライヤーなどを、実際に使える貴重な機会です。もちろんサウナとともに利用すれば相乗効果も期待大。日頃から美容に気を配る方にはうれしい特典です。

▲ルーヴルドーの「復元ドライヤーPro」とマッサージローラー「レヴィ ソフィル – e･ホワイト」

ドライヤーに使われている天然鉱石が遠赤外線を放出し、頭皮の血行をよくすると同時に髪にツヤを与えます。さらに磁性電子ローラー「レヴィ ソフィル – e･ホワイト」は、エステティシャンのハンド技術を再現。磁性遠赤ボールと磁性電子ボールが、磁力、遠赤外線、マイナス電子を放射してエイジングケアをサポートします。

▲体内酵素活性ドリンク「レヴィ インナーエステメルモ」（左）と炭酸ケアを手軽に楽しめる「レヴィ ミストローション」

燕の巣エキスや豚皮コラーゲン、ヒアルロン酸などの美容成分を配合したドリンク「レヴィ インナーエステメルモ」が、身体の内側からケア。手軽に炭酸ケアができる「レヴィ ミストローション」は、保湿成分のコラーゲンやヒアルロン酸、電子活性成分を配合し、肌のキメを整え艶やかな肌に。顔や髪など全身に使えます。

世界中ここだけの絢爛豪華なヨガ体験

祝日をのぞく水曜日と金曜日の7時30分から8時30分までは「モーニングヨガ」、月、火、木はホテルスタッフが案内する「雅叙園アートツアー」を9時から10時30分まで開催します。今回は美と健康のサウナプランにあわせて「モーニングヨガ」を体験しました。

宿泊した方は無料で参加できますが、ビジターもホテルのレストランNew American Grill “KANADE TERRACE（ニューアメリカングリル カナデテラス）”での朝食ブッフェがついて￥7,000でヨガ体験ができます。前日17時までに予約が必要です。

▲ヨガは、結婚式や宴席以外では立ち入ることのできない4階和室宴会場ロビーで行なわれます

無理のないポーズを中心に60分のプログラムで構成され、初心者も気軽に参加できます。日本画や彩色木彫板、螺鈿細工など、200点を超える美術品に囲まれてのヨガは、他では絶対にあり得ない非日常の体験です。自分の身体と向き合う貴重なひとときは、自宅でも実践できる有意義な経験でした。

▲終わったあとは記念撮影も。ホテル雅叙園東京の圧倒的な美の世界に囲まれるまたとない機会です

美味しい朝食で元気をチャージ

朝食はホテル1階にあるNew American Grill “KANADE TERRACE（ニューアメリカングリル カナデテラス）”で、ビュフェをいただきました。

忘れられないほど美味しいフレンチトーストや、注文してから炭火で炙る焼き魚、素材の味を活かしたミネストローネなど出来立てを用意するホットミールをはじめ、ブッフェテーブルには、小皿に小分けされた多彩な料理が並びます。

▲ビュッフェ台に並ぶ冷製料理

ホットミールや小皿に盛られたブッフェはどれも小さなサイズで、少しずつ様々な料理を味わえます。お漬物やお味噌汁まで、とても美味しくいただきました。

▲スムージーや作りたてのフレンチトーストなど、朝から元気になる朝食です

今回はプラン特典のついた「ご褒美サウナステイ～Relax～」で宿泊。もちろん全室サウナつきなので、いつ訪ねてもプライベートサウナを楽しめます。【ホテル雅叙園東京】で、身体も心もリフレッシュしてみてくださいね。＜text＆photo：湯川カオル子 予約・問：ホテル雅叙園東京 https://www.hotelgajoen-tokyo.com/＞