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「困った甥っ子」が成長、幼稚すぎる母親への言葉に胸が痛む|𠮟らない義姉と乱暴な甥っ子

  • 2023.6.14

皆さんは、義理の家族との関係に悩んだことはありませんか?結婚して親戚になったとはいえ赤の他人同士。価値観の違いでわかり合えないことはありますよね。この漫画の主人公の千秋さんの場合は義姉とその甥っ子に悩まされていました。義姉が嫉妬心から一方的に怒りだしたことを機に、夫の大介さんが実家を出る決心をしました。そして迎えた別れの時。甥っ子のカン太君は、涙ながらに大介さんたちと暮らしたいと発言。その言葉が意味するものは、自己都合で叱らない義姉の子育ての結果でした。Ai(@Ai)さんによる作品『叱らない義姉と乱暴な甥っ子』第20話をごらんください。

自己中心的な義姉ですが、このできごとは義姉の心にも響いてくれているといいですね。乱暴でわがままなカン太君でしたが、義姉が母親なだけに、いろんなことを感じていたと思います。これからも、どこか幼稚な母親のそばにい続けなくてはならない状況ですが、周囲の親族に支えられて育つことを祈るしかありません。

3年後、古希のお祝いに誘われたという千秋さん一家。3年もの時をへて会うのは勇気が必要そうですね。

叱る?叱らない?親の愛情について考えさせられる作品

この作品には、子どもに対して「いけないことは叱る」と考えている主人公親子と、何をしても叱らない義姉親子の様子が描かれます。

子どもに対する善悪の伝え方は家庭によってそれぞれですが、義姉親子の場合はいけないことをしても諭すことすらせず、主人公家族に迷惑をかけてもまるで気にとめる様子がありません。

一方、義姉の息子・カン太は主人公一家になついていて、叱られたとしても一緒に居たいと考えています。また、主人公の夫であるおじに注意されれば謝ることができる子として描かれています。

子どもにとって「いけないことを注意される」「相手に対して謝る」という経験はとても大切なこと。いけないことをどう伝えるかは家庭によりますが、善悪を認識させ、間違っているなら謝るよう諭すという過程は必要な教育といえるのではないでしょうか。

考え方の違う2組の親戚親子の様子から、叱る・叱らないを含めた親の愛情のかけ方、善悪の伝え方について、今一度わが家を振り返ってみたくなる作品です。

著者:ume

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