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「お気に入りの靴、長持ちします!」スニーカー、革靴を「長く愛用するための簡単な方法」

  • 2023.6.14

女性たちが実際にやっている、身近なエコ活動をご紹介。98回目は、ecocoメンバーの宮本志保さん。今回は靴を長く愛用するための方法をご紹介します。

靴を長く愛用するためのお手入れ方法

【最近やってるecoなこと】vol. 98

履き続けることで靴にダメージを与えてしまったり、また梅雨の季節になり雨で汚してしまうこともあります。靴の寿命を伸ばすためにも、こまめに靴をお手入れしたり歩き方の意識をするとよいようです。宮本さんがやっていることを聞いてみました。

宮本さん 新しい靴を買うことは新たな「消費」を生むし、レザーでできた商品は見栄えも良く美しいですが、動物福祉の視点に立つとあまり良い影響を与えるものではないと思います。

そこで、革靴を履きたい時はできるだけこまめにメンテナンスをして、長く愛用することがエコにつながるのではないかと思っています。

また、普段から姿勢をよくすることを心がけ、正しい姿勢で歩くことを意識します。かかとを引きずって歩かないようにしたり、内股、ガニ股など癖のある方は左右どちらかの靴底が擦り減ってしまいます。歩く時は足の親指で蹴り出し、かかとで着地させるイメージで歩くことがおすすめです。

一般的なお手入れ方法

左から、シューキーパー、スニーカーの汚れ取り、ブラシ、防水スプレー。

シューキーパー
型崩れを防止するので、脱いだ後に入れています。

ブラシ
出かける前と履いて帰った後に使います。革靴は黒いワックスのようなものが塗ってあるのでブラシに付いてしまい、それによって白いスニーカーを汚す可能性があるので、スニーカーと革靴のブラシは使い分けた方がよいです。

防水スプレー
新しい靴を購入した時や、雨の日に出掛ける前にも使用しています。

スニーカーの汚れ取り
汚れが気になった時に使うようにしています。

他にも、水洗いできないシューズには水洗い不要なシューズシャンプーもあります。

革靴のお手入れ

左から、黒タイツ、ブラシ、コーヒー布フィルター。

黒タイツ
捨てる黒タイツを使って、出かける前に革靴を磨いています。

コーヒー布フィルター
コーヒーを毎日飲むのですが、使い捨ての紙フィルターではなく、繰り返し使える布フィルターを使っています(※1)。使い終わったコーヒー布フィルターを革靴磨きに使用しています。コーヒー豆の油を吸っているので、革靴磨きに適しているそうです。

スニーカーのお手入れのコツ

まずは履くときにも注意を。

  • ソールのダメージを防ぐため、足に合うようにしっかり紐を結ぶ。
  • つま先のダメージを防ぐため、履く時につま先とんとん、としないよう、靴べらを使う

おすすめのお手入れの方法は以下です。

  • 買ったあとは必ず防水スプレーをして保護する。
  • なるべく毎日同じスニーカーを履かず休ませる。
  • 汚れた時は、水の要らない"スプレーフォームシャンプー"や「ウタマロ」を使って手洗いする。

他にも靴に関したエコな活動は…。

サイズアウトした靴はお下がりであげる

宮本さん 子どもが3歳くらいまでは、きれいな状態でサイズアウトすることが多く、こまめに洗ってきれいに履き、友人にお下がりであげたり、フリマアプリで販売していました。

なかでもASICS(アシックス)の子ども靴は、足の発達に良いだけではなく、サスティナブルな素材を使っているところにとても共感していて信頼しています。

買い替えずに修理する

宮本さん 4年ほど愛用しているグッチのローファーがあるのですが、履いているうちにつま先にダメージが出てきました。修理に出したところ、なんと17,000円ほどかかるとのこと。靴がもう一足買えるじゃない! とも思いましたが、思い入れもあるし、長く愛用し続けたい靴なので思い切って修理に出しました。

お気に入りの靴を長く大切に履こう

ドリップコーヒーで出たコーヒーかすを乾かして作るサシェも気軽に作れるのでおすすめ(※2)。消臭効果だけでなく除湿効果もあるので一石二鳥です。

履きやすい靴は毎日履きがちですが、同じ靴を続けて履かず、休める日を作ったり、靴に合ったお手入れをすることで劣化を抑えることができます。
お気に入りの靴を大切に長く履くこともエコにつながるので、ぜひ試してみてくださいね。

宮本志保
イラストレーター、オシャレ大好き母さん、母親5年目、35歳。
最近は、ゴミ拾い、podcast「オーバーザ・サン」を聴くこと、下半身トレーニングにハマっています。

ecoco代表 平野絢子
エコをテーマとし全国の女性を集めた団体「ecoco」を立ち上げ、身近にできるエコ活動、エコを通した地域活性とウーマンエンパワーメントを推進している。
また岡山県の観光特使として東京を拠点に行き来するデュアルライフを行いながら、せとうちの農園や市場、工場などに自ら足を運び、創り手の‟想い”を伝えるため、商品開発、営業、PRなどを企業と一緒に行っている。

文・平野絢子 イラスト・宮本志保

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