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不倫夫と親友がホテルに入る瞬間を激写! 30代サレ妻「執念の復讐劇」【後編】

  • 2023.6.14

夫が自分の親友とダブル不倫していた事実を知ってしまった30代の麗香さん(仮名)。このまま許すわけにはいかないと、麗香さんは復讐を計画します。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、夫と自分の親友に不倫された妻の「執念の復讐劇」をご紹介します。

決定打となる証拠をつかむために…

麗香さんと夫は、直近のスケジュールをお互いに共有していました。そこで麗香さんは、夫の不倫相手である友人に夫が不在の日をいくつか提示したうえで、食事に誘うことに。すると、どの日にちも「予定がある」と断ってきたそうです。

そのあと友人から示された日程は、夫に別の予定がある日や、出張などで県外にいる日ばかり。麗香さんは「夫の予定が確定しておらず、家を留守にできる日が密会日なんだ」と確信したそうです。

「密会日がだいたいわかったので、あとは密会の現場を押さえれば写真が撮れると思いました。そこで、翌週に差し迫っていた密会日であろう日に、家を出た夫のあとをつけることにしたのです。
すると案の定、夫は友人と合流してホテルへと消えていきました。そのときにはもう、夫や友人に対して不信感と怒りの感情しかなかったので、淡々と撮影することができました。ホテルに入る瞬間を証拠として写真におさめたあと、その足で離婚届を取りに行ったんです」

両夫婦の食事会で悪事を暴露

そして後日、麗香さんは夫と自分、友人とその夫の4人での食事会を提案したそう。これは、その場で不倫の証拠写真と離婚届を突きつけるための作戦でした。

「私が不倫を知っており、さらに離婚の準備をしているとは思ってもいなかった夫と友人は、素直に食事会にやってきました。友人の夫には事前に状況を説明できなかったので、その場で真実を知らせることになってしまい、申し訳なかったです。不倫の事実を知り、友人の夫はかなり取り乱していましたね。
この食事会ですべての証拠を突きつけ、離婚の意思も伝えたことで、ここからの展開は早かったです」

最終的には麗香さん夫婦だけでなく、不倫相手であった友人も離婚することに。夫と友人は、それぞれが自分の配偶者と相手の配偶者に慰謝料を支払うことになり、事態は決着したそうです。

「復讐が成功するまでは不安もありましたが、終わってみたら冷静に行動できてよかったな、と。変に取り乱さなかったことが、早期に自力で証拠を集められた理由なんじゃないかと思っています。
その後、友人とはもちろん絶縁しました。今の私は新たな環境で新しい彼氏もでき、当時のことは過去のひとつと思えるくらいに前向きな人生を送っています」

夫の裏切りを知ったあとは、「離婚をするべきか、修復をするべきか」と悩むもの。離婚を選んだ場合、その後は感情的にならずに粛々と行動することが、納得のいく形で離婚を成立させるために重要といえます。不倫への復讐を考えている妻の心情はとても孤独になりやすいため、強い精神力をもって臨む覚悟も必要でしょう。

©simarik/yamasan/gettyimages

文・並木まき

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