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父親に感謝を伝える「父の日」があるのはいつ?その由来とは・・

  • 2023.6.14

父親への感謝をあらわす記念日となる「父の日」。 この記念日は毎年定められた日ではありません。

では、「父の日」はいつあるのか、その理由について解説します。

「父の日」はいつある?

 

特定の日付に設けられているわけではない「父の日」。 ここでは、「いつあるのか」そして「2030年までの父の日となる日付」について見ていきましょう。

6月第3日曜日にある「父の日」

「父の日」があるのは、6月の第3日曜日となります。 母の日が5月の第2日曜日なのでまるまる1ヶ月違いではなく、1ヶ月と1週間違いということになります。

2030年までの「父の日」をチェック!

では、「父の日」となる6月の第3日曜日の日付を2030年分まで見ていきましょう。

・2023年:6月18日 ・2024年:6月16日 ・2025年:6月15日 ・2026年:6月21日 ・2027年:6月20日 ・2028年:6月18日 ・2029年:6月17日 ・2030年:6月16日

ちなみに、ここでチェックした「父の日」はあくまでも日本における「父の日」の日付です。 世界では、「父の日」が異なる日に行われる国もありますよ。

「父の日」の由来

 

6月の第3日曜日の記念日となる「父の日」。 なぜこの日に執り行うようになったのか、その由来について見ていきましょう。

「父の日」の成り立ち

「父の日」は、アメリカで始まった記念日です。 1909年、ワシントン州に住むソヌラ・ドッドという女性が「母親が亡くなった後もシングルファーザーとして自分たち6人の子供を育て上げたこと」に感謝をあらわすために亡き父の誕生月となる6月に礼拝を行ってもらいました。

翌1910年には、ワシントン州スポケーンで初めての「父の日」の祝典が執り行われました。 「父の日」という文化はその後アメリカ全土へと広まり、第36代大統領リンドン・ジョンソンが1966年に「父の日」を称える大統領告示を発すると1972年にはアメリカの正式な記念日として制定されました。

「母の日」に影響を受けて生まれた父の日

1910年に最初に行われた「父の日」の祝典は、「母の日」があったから行われたものです。 最初の「母の日」の行事が行われたのは1908年5月10日のこと。

ソヌラ・ドッドが父親のために礼拝をあげた年の前年です。 すでに自分の耳に入るほど大きな行事となっていた「母の日」に対して、ソヌラ・ドッドは「父親に対して感謝を伝える日がないのはおかしい」と考えたんだとか。 そこで「父親への感謝を伝える」機会をくれるように教会に嘆願して「父の日」の祝典を推し進めたとされています。

父の日に贈る定番の花は?

 

「母の日」に贈る花の定番といえばカーネーション。 「父の日」にはこのような定番の花があるのでしょうか?

父の日には「黄色いバラ」を贈ろう!

「父の日」に贈る花としては「黄色いバラ」があげられます。 この黄色いバラには、感謝や敬意といった花言葉があります。 普段なかなか伝えられない父親への気持ちを表すのにぴったりです。

黄色という色自体も華やかさがあるので、プレゼントにはぴったりですね!

なぜ定番の花が「黄色いバラ」になったの?

アメリカでは、「父の日」に贈る花の定番はバラなんだとか。 しかも、亡くなった父親には白いバラを、存命の父親には赤いバラを贈るともいわれています。 これは、「父の日」を提唱したソヌラ・ドッドが亡くなった父親にと白いバラをたむけたのが由来とされています。

では、何故日本では「黄色いバラ」となったのか。

これには、日本ファーザーズデイ委員会という団体の活動が関係しています。 この日本ファーザーズデイ委員会は、アメリカでは黄色いリボンが「愛する人の無事を願うもの」ということで、父の日に黄色いリボンを贈る「父の日 黄色いリボンキャンペーン」を開催しました。 このキャンペーンの影響を受け、日本では黄色いバラを贈るようになったんだとか。

まとめ

「父の日」は毎年6月の第3日曜日にやってきます。 この日は父親に感謝や敬意を表する1日となります。

普段なかなか伝えられない気持ちを伝えるには最適な記念日です。 なお、花としては「黄色いバラ」を贈るのが定番となっているので、ぜひ「父の日」に合わせて贈ってみてはいかがでしょうか?

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