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元浦和レッズ江坂任、初のKリーグ週間ベスト11選出!元G大阪ファン・ウィジョらJ経験者多数

  • 2023.6.14

Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、6月10~11日に行われたKリーグ1(1部)第18節、Kリーグ2(2部)第17節のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表した。

Kリーグ1第18節MVPは大邱(テグ)FCのブラジル人FWセシーニャ(33)だ。

セシーニャは6月10日、DGB大邱銀行パークで行われた水原(スウォン)FC戦で1ゴール1アシストを記録し、チームを3-1の勝利に導いた。

セシーニャは後半44分、DFファン・ジェウォン(20)が右サイドから上げたクロスにダイビングヘッドで合わせ、チームに2点目の得点をもたらした。

さらには試合終了直前、ハーフウェイライン付近でボールを保持してペナルティエリア内までドリブルで運ぶと、最後はファン・ジェウォンのゴールをアシストするラストパスを放った。

この試合で勝利した大邱はベストチームに選ばれた。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)セシーニャ

ベストマッチは、10日に蔚山文殊(ウルサン・ムンス)サッカー競技場で行われた蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)対済州(チェジュ)ユナイテッドの試合だ。

試合は蔚山が前半31分にヴァコのPKで先制すると、後半に元ザスパクサツ群馬、大宮アルディージャ、柏レイソル、浦和レッズの元日本代表MF江坂任(31)をはじめ、FWオム・ウォンサン(24)、FWチュ・ミンギュ(33)、ジョージア代表MFヴァレリ・カザイシュヴィリ(30)の2点目と一挙4得点を加えた。

済州は後半に1点を返すも反撃ならず、爆発的な攻撃力を見せつけた蔚山が5-1で勝利した。

なお、この試合で今季初ゴールを決めた江坂は、自身初のKリーグラウンドベストイレブンに選出された。

ベストイレブンには江坂のほか、元ガンバ大阪のFWファン・ウィジョ(30、FCソウル)、元アルビレックス新潟のDFキム・ジンス(31、全北現代モータース)などが選ばれていた。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)江坂任(中央)

Kリーグ2第17節MVPは忠北清州(チュンブク・チョンジュ)FCのブラジル人FWジョルジ(23)だ。

ジョルジは11日、清州総合運動場で行われた全南(チョンナム)ドラゴンズ戦で2ゴールを決め、チームを3-1の勝利に導いた。

また、この試合で勝利した忠北清州はベストチームに選ばれた。

ベストマッチは10日、金泉(キムチョン)総合運動場で行われた金泉尚武(キムチョン・サンム)対安山(アンサン)グリナースの試合だ。

試合は後半終了間際まで両チームが2点ずつ決める乱打戦の末、2-2の同点で迎えた後半44分にFWイ・ジュンミン(23)が決勝ゴールを決めた金泉が3-2の逆転勝利に成功していた。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)ジョルジ

Kリーグ1、Kリーグ2のベストイレブンは以下の通り。

―Kリーグ1

FW:ファン・ウィジョ(FCソウル)、チョ・ギュソン(全北現代モータース)

MF:ヴァレリ・カザイシュヴィリ(蔚山現代)、セシーニャ(大邱FC)、江坂任(蔚山現代)、オム・ウォンサン(蔚山現代)

DF:キム・ジンス(全北現代モータース)、ホン・ジョンウン(大邱FC)、ハ・チャンレ(浦項スティーラーズ)、ファン・ジェウォン(大邱FC)

GK:チョ・ヒョヌ(蔚山現代)

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)Kリーグ1第18節ベストイレブン

―Kリーグ2

FW:ジョルジ(忠北清州FC)、クレイソン(慶南FC)

MF:ウォン・ギジョン(慶南FC)、ブルーノ(ソウルイーランドFC)、チャン・ヒョクジン(忠北清州FC)、チョ・ヨンウク(金泉尚武)

DF:イ・ジェイク(ソウルイーランドFC)、キム・ジェウ(金泉尚武)、ハン・ヨンス(ソウルイーランドFC)、イ・ユヒョン(金泉尚武)

GK:パク・チョンヒョ(金浦FC)

(画像提供=韓国プロサッカー連盟)Kリーグ2第17節ベストイレブン

(文=ピッチコミュニケーションズ)

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