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知っているようで知らない『四面楚歌』マンガでわかる、その“意味”に納得!

  • 2024.2.27

正しい意味を知っているようで知らない言葉を、マンガで解説するシリーズ。

今回のテーマは、四字熟語の「四面楚歌(しめんそか)」です。中国から伝わった言葉ですが、どんな意味があるのか、四字熟語博士に聞いてみましょう!

四面楚歌

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「四面楚歌」という四字熟語は、周囲を敵に囲まれた、孤立無縁の状態を指します。「四面(しめん)」は前後左右を表しているのかなと想像できますが、「楚歌(そか)」とはナニ…?

由来は中国の『史記』という歴史書の一説。楚の国の武将・項羽が、敵の漢軍と戦っている時に四方を囲まれてしまいました。どうにか切り抜けねば…と焦る項羽。その時、漢軍の中から、なぜか楚の国の歌が聞こえてきたのです。

えっ、戦いの最中だよ?敵軍の中で故郷の民が呑気に歌っているということは、みんな降伏した感じ!?もう巻き返せない…四面楚歌だ!と項羽は絶望するのでした。

しかし、「四面楚歌」とも言える場面を迎えても、諦めるのは早いかも。元々は味方のはずだから、助けを求めると、ピンチを乗り越えられるかもしれませんよ!

作画:青木ぼんろ(@aobonro

参照:『故事ことわざ・慣用句辞典』(三省堂)

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