「別れたいならお金払って！」浮気中の夫に慰謝料を請求すると驚愕の返事が＜6年経ったらさようなら＞

バツイチで三姉妹の子持ちママのリコさんは、同じくバツイチの彼と3年付き合って籍を入れずに同棲し、彼とは家族同然に暮らしていました。付き合って7年経ったころ。彼の浮気現場を取り押さえたリコさん。リコさんは、浮気相手のミホへ彼のお母さんの病気や、彼の仕事を自分が手伝っていること、一緒に暮らしてすでに彼とは家族であることを説明。さらに、「これ以上関わらないでください」とミホに伝えました。するとミホは、「この件は明日彼とディスカッションさせてもらいますね」と言って、帰って行ったのです……。

ミホが帰ったあと、リコさんは彼にミホのことやマッチングアプリで出会いを求めていたことについて問い詰めました。

「飽きたんだ、お前といるの」

そう言って彼はため息をつきながら血の繋がらない子どもや、リコさんに対して愚痴り始めました。家族同然に暮らしていると思っていたリコさんは、内心かなりショックを受けました。

「私と別れてあの女と付き合うなんて……」

泣くふりをしながらリコさんがそう言うと、彼は「（ミホと）付き合わない」と言ってきたのです……。

彼との別れが信じられない妻は涙を流し…？

「ほんとに？ あの人と付き合わない約束できる？」

涙を流しながらリコさんが聞くと……彼は「うん」と即答しました。

「そんなに私と別れたいなら、お金払ってよね！ 事実婚なんだから！」

リコさんがそう訴えると……

「わかった」

またもやすぐに納得する彼。

リコさんが指定した慰謝料は500万。月々10万ずつ分割で支払ってもらうことになりました。彼が一括で払えないのはわかっていたので、リコさんが次の仕事が落ち着くまで生活の足しにできたらと思っていたのです。

ただ、分割にしたのはもうひとつ理由がありました。一括で支払われてサヨナラになるのが辛かったのと、本当に別れるとは信じられなかったのです……。

別れるなんて口だけ。あの変な女と付き合うことはない。

しばらく距離をおくだけだよね？

行ってもどうせすぐ帰ってくるでしょ。

子どもが待つ家へ帰りたいのに、切なくて辛くて、友人のケイちゃんに何時間も電話で話したリコさん。

途中、帰りが遅いため電話をかけてきた彼から、

「帰って来んなら俺、家出てくよ」

と言われ、仕方なく家に帰ったリコさん。

彼と一緒の布団で寝ながら、リコさんは涙で枕を濡らすのでした……。

今朝までは夕方に帰るつもりだったはずなのに、急に別れると言っている彼が浮気相手のミホと付き合わないわけがありません。さらに慰謝料も即答で払うと言う彼。しかし、そんな彼の言葉を聞いても別れたくないリコさん……。家族として何年も暮らしているため、突然の裏切りが信じられないようです。

明日は彼が浮気相手と話し合う日。何も起きないと良いですね……。

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著者：マンガ家・イラストレーター マチ

ベビーカレンダー編集部