「別れてくれないじゃん」は？浮気を問い詰めると内縁の夫がまさかの発言を＜6年経ったらさようなら＞

バツイチで三姉妹の子持ちママのリコさんは、同じくバツイチの彼と3年付き合って籍を入れずに同棲し、彼とは家族同然に暮らしていました。事件が起こったのは、付き合って7年経ったころ。「夕方には戻る」と言って出かけたきり家に帰らず、音信不通になった彼を心配したリコさん。車を走らせて最後に彼のGPS位置情報をひろったお店へ向かうと、彼の隣には知らない女性が並んでで出て来たのです。

「嘘……やっぱり浮気？」

勇気を振り絞って2人の前に出たリコさんが、

「あの！ ど、どちら様？」

と問いかけると、顔面蒼白になった彼はすかさず、

「この人関係ないから！」

と慌てながら言いました。

「どういうこと？」

リコさんは驚く女性に、

「わ、私は彼女です。家族として何年も同棲しています」

と自己紹介したのですが……？

浮気を問い詰めようとすると、彼がありえない発言を連発！

彼女であること、家族として何年も同棲していることをリコさんから聞いた女性は、

「彼女さんいたの知らなかったんです。ごめんなさい。この人に会ったのは今日が初めて。だから何も知らないの」

と謝りました。

そこでリコさんが彼女について彼を問い詰めると、

「ミホさんは何も関係ない！」

と焦って否定。

ところが……

「リコちゃんとはもう終わってる」

彼からまさかの発言が飛び出しました。

「あんた……何言ってんの？」

驚き呆れるりこさん。

しかし彼は……

「別れてって言ってるのに、別れてくれないんじゃん」

再びありえない発言が飛び出しました。

彼女・ミホ曰く、彼とはマッチングアプリで知り合って2～3回やりとりして、会ったのは今日が初めてとのこと。

さらに彼女は……

「私……不倫もたくさんしました！ だから彼女がいたなんて知らなくてショック！」

と発言。

すると……

「違う！ 本当にリコちゃんとは終わってる！ それなのに……愛はないのに付きまとわれてるんだ」

彼はため息をつきながらそう言いました。

しかし、実際は普通に一緒に暮らしており、さらに家の名義はリコさんなので彼はいつでも出ていける状態。

そんなことを知らないミホ……

「やだーそういうことぉ？ あなたに魅力がないから、私に惹かれちゃったんじゃないのぉ？」

リコさんを見ながらマウントをとってきて……？

リコさんとの関係は終わっていると言い切ったり、別れたいのに別れてもらえないと訴えたり、付きまとわれているという嘘発言を繰り返す彼。しかし、そんな状況なら「夜には戻る」なんて言って、リコさんの家を出て行きませんよね。ただ、リコさんを目の前にしても関係が終わっていると発言しているため、彼はミホに乗り換える気なのかもしれません……。

---

著者：マンガ家・イラストレーター マチ

ベビーカレンダー編集部