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「信じていた…けれど」波風立てないように我慢することをやめて見えたこと<信じていたママ友が嫌い>

  • 2023.6.13

主人公さくらさんが仲良しのママ友ヨワ美さんとは、同じ歳の息子の健診で出会い、そこから意気投合して関係を深めていきます。幼稚園は別々でしたが、小学校への入学を機にヨワ美さんと再会し、新しくできたママ友のボス子さんからサッカーチームへ誘われて入団したさくらさん親子。ボスママから落ち着きのないレンゲくんのことを注意され、しまいには「迷惑」と言われてしまいます。しかし、さくらさんは自身の尊厳を守るため行動に出ます。

「みんなが迷惑している」と言われ、ショックを受けてしまうさくらさん。味方だと思っていたヨワ美さんもボス子さん側についていて、悲しい気持ちに……。取り巻きのママ友たちもボス子さんのいいなりで、自分の意見がないヨワ美さんやママ友たちとは、もう一緒にいるのはやめようと決意。家族で話し合い、サッカーチーム脱退を決めて……!?

信じていたのに…

「みんなが迷惑している」と言われ、ショックを受けましたが、ボス子さんとはもともと信頼関係もなかったことで、割り切ろうと決意したさくらさん。しかし、さくらさんが悲しかったのは、小さいころから息子レンゲくんのことで悩んでいることを誰よりも一番知っていたはずのヨワ美さんが、自分を攻撃する側にいたことでした。

その後さくらさんは夫婦で話し合い、サッカーチームを辞める決意を固めます。嫌がるかと思っていたレンゲくんもあっさり受け入れてくれました。子どものためと我慢してきたのは波風を立てたくなかったから……。そう気がつき、さくらさんは心は少しずつ晴れていくのでした。

子どもが小さいころから仲がよく、なんでも相談でき信じていたママ友から手のひらを返すかのような仕打ちを受けるのは、とても悲しいですよね。結局、自分自身も、そして自分の子どもを守るのも自分。それに気がついたさくらさんは、以前と打って変わって気持ちがラクになったようです。大切な家族や、自身の尊厳を守るために、時には引くことも大事なのだと感じさせられますね。


著者:マンガ家・イラストレーター モモ

ベビーカレンダー編集部

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