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【熊本県おすすめ土産】特産品「南関あげ」ってどんな味?一般的な油揚げとの違いも実食ルポ

  • 2023.6.13

熊本県南関町に古くから伝わる揚げ豆腐「南関あげ」。九州以外ではあまり馴染みはありませんが、地元では昔から親しまれている特産品です。そんな南関あげを、今回は味噌汁にして実食ルポ。一般的な油揚げとの違いや、気になる味もご紹介します! 常温で長期保存が可能なので、お土産にもおすすめですよ。

 

 

熊本で親しまれている「南関あげ」

「南関あげ」は、熊本県南関町に古くから伝わる揚げ豆腐で、昔から家庭でも親しまれてきました。

今回紹介する「南関あげ」を製造する塩山食品は、玉名郡南関町にある老舗企業です。複数の大豆を独自にブレンドした豆腐を、おいしさが引き立つ厚みにカット。さらに、プレス機で圧縮して脱水し、二度揚げして仕上げられています。

一般的な油揚げとは、どのような違いがあるのでしょうか。

まず第一に、日持ちの長さが挙げられます。一般的な油揚げの日持ちは、冷蔵で5日ほど。南関あげは水分を極力減らして揚げるため、一般的な揚げ豆腐や油あげより水分の含有率が低く、長期保存が可能です。

常温で約3カ月もつので、使い勝手もよさそうですね。気になる味も、実食して紹介していきましょう。

南関あげを味噌汁で実食!

袋から取り出し、お皿に並べてみました。今回紹介する「南関あげ(きざみ)」は、カット済みの南関あげが入ったもの。パリッとした質感で、とても軽く、一般的な油揚げとは見た目も違いますね。

パッケージの裏面に、「調理方法」が記載されています。こちらには、「味噌汁」と「五目めし」が記載されていました。その他、酢の物、煮物など、一般的な油揚げと同じような料理に使えそうです。

それでは実際に作ってみましょう。今回は味噌汁に入れてみます。作り方はとても簡単。だし汁に、具材と一緒に南関あげを入れて煮ます。具材が煮えたら味噌を溶き、完成です。

味噌汁の場合は、油抜きの必要はないそうですが、五目めし、酢の物、煮物等に使用する場合は、さっと熱湯に浸し、軽く水気を切って油抜きをしてくださいね。

入れたてのときはパリッとした質感だった南関あげは、煮ると一般的な油揚げのようにふんわり柔らかな質感へと変化しています。

南関あげがたっぷり入った味噌汁。今回は白味噌で仕上げてみました。

それではいただいてみましょう。まず感じたのが、食感のよさ。ふっくら、柔らかなのに、弾力を感じる、独特の食感です。噛むと、じゅわっと味噌汁のだしが溢れ出てきて、一般の油揚げよりもジューシーさを感じられます。

南関揚げならではの、この独特の食感とジューシーさは、クセになりそうです!

どこで買える?

今回紹介した「南関あげ(きざみ)」は、塩山食品が直営する物産館「いきいき村」や、熊本県内のスーパー、道の駅、熊本空港(阿蘇くまもと空港)、公式オンラインショップなどで販売されています。筆者は、スーパーミカエル大津店で購入。価格は160円(税込)でした。

大判タイプもラインナップ

今回紹介したのは、南関あげがカットされている「南関あげ(きざみ)」ですが、大判タイプも販売されています。こちらも価格は160円(税込)でした。

きつねうどんにしたり、大き目にカットして存在感のある南関あげを楽しむ味噌汁もいいですね。

長期保存が可能で使い勝手もよく、味もおいしい南関あげ。筆者は今回初めて南関あげをいただきましたが、近所のスーパーにあったらこちらを買いたいなと思うくらい、好みでした! 熊本のお土産選びの参考にしてみてくださいね。

南関あげ(きざみ)

内容量:35g

賞味期限:約3カ月(※開封後は密封して冷蔵保存)

[Photos by TABIZINE編集部]

※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。

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