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傘の正解は「長傘or折りたたみ」どっち? 30代が実感した「それより大事な雨対策」

  • 2023.6.12

各地で梅雨入りが発表され、ますます出番が多くなってくるのが傘。大きく丈夫な長傘派もいれば、持ち運びに便利な折りたたみ傘を愛用する人もいますよね。美容や健康に関心が高い女性が集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に、おすすめの傘ついてリサーチしました!

長傘?折りたたみ傘?

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

まずは、普段、長傘と折り畳み傘のどちらを使うか聞いてみました。「外出しようと玄関のドアを開けると雨(大雨ではないが、傘が必要な程度)が降っていました。こんな時あなたはどちらの傘を持っていきますか?」という質問をしたところ、65%の人が「長傘」と回答しました。
大雨ではないというところもポイントのようで、折りたたみ傘派の人も35%いましたが、長傘派の人が多い結果になりました。

雨にも風にも強い傘

長傘を使うと回答した人たちに、その理由を聞いてみました。

「長傘の方が風が強くなっても、ザーザーの雨になっても守ってくれる」(29歳・会社員)

「濡れたくないし、広げるのがラク」(33歳・会社員)

何より「雨に濡れない」という、傘としての重大な使命をしっかりと果たしてくれるところがポイントのようです。私は、コンビニのジャンボビニール傘も重宝しているのですが、その名の通りサイズが大きいので、荷物を絶対に濡らしたくない時におすすめです。

また、雨だけではなく、風にも強いという点を重視する人も多くいました。台風の時など、強風で傘が折れてしまうこともあるので、丈夫である点も長傘の大きなメリットですね。
スリムでオシャレな傘も素敵ですが、私も実用性を重視して、中棒が太いものを選ぶようにしています。

ほかには、折りたたみ傘のデメリットを比較して、長傘を選ぶという意見もありました。

「折りたたみ傘は、使ったあとにカバンにしまうのが嫌なので」(33歳・主婦)

「折りたたみ傘は、たたむのが大変だから」(39歳・専門職)

最近の折りたたみ傘の中には、ワンタッチでたためるというタイプもありますが、多くのものは、長傘に比べてたたむのが少し手間ですよね。急いでいる時は特に、長傘の方が使い勝手がよく感じます。

また、私が折りたたみ傘に不便さを感じるのは、お店などの傘立てに入れるのが難しいことです。傘立てに入れられないと、濡れた折りたたみ傘を荷物の中などに入れなければいけないので、長傘の方がいいなと感じます。

毎日持ち歩きもできるコンパクトさ

続いて、折りたたみ傘派の人たちのコメントも見てみましょう。

「雨がやんだ時にバッグに入れたいから」(26歳・会社員)

「傘を持ち歩きたくないので、基本折りたたみ傘」(34歳・会社員)

「大雨でない限りはなるべく折りたたみ傘で過ごしたい。荷物になるのが嫌」(31歳・会社員)

折りたたみ傘のメリットは、なんといってもコンパクトでバッグに収納ができること。家を出たあとに雨がやんでも、折りたたみ傘ならしまうことができるので、手に持たずにすみますね。
私は、晴雨兼用の折りたたみ傘を使っているので、紫外線が強くなる春夏は、晴れている日も折りたたみ傘をバッグに入れて毎日持ち歩いています。

また、折りたたみ傘派には、こんな意見もありました。

「長傘は忘れやすいので」(37歳・会社員)

雨がやんで、長傘をどこかに置き忘れてしまった経験、みなさんもあるのではないでしょうか? 私も、何度長傘を置き忘れてきたことか…。特に、ビニール傘は誰かが間違えて持っていってしまうケースもあり、置き忘れると戻ってこないことも少なくないですよね。傘を忘れがちな人は、折りたたみ傘が向いているかもしれません。

傘ではできない雨対策

これまで長傘と折りたたみ傘について見てきましたが、傘以外にも雨の日の外出で気をつけていることが、きっとありますよね。雨が降っている日の外出時、長傘か折りたたみ傘かということよりも大切だと思うことを教えてもらいました。

「大雨の時はレインブーツを履く」(35歳・会社員)

「レインブーツを履き、長い裾のボトムスは履かないようにする」(32歳・無職)

「ボトムスが濡れたことがはっきりわかるような色や素材は避ける」(34歳・会社員)

多くの人が、レインブーツを履いたり、ボトムスが濡れないようにしたりするなど、足元の対策をしていました。足元が濡れるのは、傘だけではなかなか防げないですよね。
私は、レインブーツは持っていないので、雨の日は水を弾きそうな素材の靴を履くようにしています。あとは、シミにならないように、白っぽい色のスニーカーも避けています。

ほかには、こんなコメントもありました。

「濡れることもあるので必ずタオルを持ち歩く」(37歳・専門職)

「髪の毛が広がったら嫌なので、しっかりオイルなどでまとめてヘアスタイルをキープする」(33歳・主婦)

「バッグの中が濡れて、中の書類が濡れて文字が滲んで読めなくなってしまったことがある。書類がクリアファイルや、濡れても大丈夫なように入っているかを確認する」(39歳・専門職)

私も、バッグに入れていた大事な書類が雨に濡れてしまい、とてもガッカリした経験があります。服や髪は乾かすことができますが、取り返しがつかないものもあるので、そういった場合にはかなり注意が必要ですね。私は、雨が降ってきたら、バッグの1番上にハンカチやビニール袋を被せるようにしています。

快適に梅雨を乗り切ろう!

傘リサーチ、いかがでしたか? 長傘も折りたたみ傘も、それぞれメリットとデメリットがありましたが、実はそれ以外の雨対策をみなさん大切にしている人も多くいましたね。みなさんのエピソードを参考に、これからの梅雨シーズンを快適に過ごしてください!

(C)yukik/Getty Images

文・高橋あやか

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