えっ！卵何個分？うずら卵のオムライスとプリン【所沢】カフェ「うずら屋」

小さくて可愛い「うずらの卵」。八宝菜に入っていると嬉しいし、とろろ蕎麦に添えられたり、焼鳥屋さんで串刺しになっていたり、主役ではないけどテンションが上がる食材のひとつです。そんな「うずらの卵」が主役のうずら専門店「うずら屋」へ行ってきました。

お店は、埼玉・所沢航空公園に近い住宅街の中。目印はフランス国旗カラーのフラッグと、大きな「うずらの卵」のオブジェです。

中に入ると、右手には雰囲気の良いカフェ、左手には「うずらの卵」を使ったスイーツや加工品が並ぶショップがありました。

オーダーしたのはお目当てのオムライス。テイクアウトも可能ですが、イートインでいただきます。ソースは人気ナンバー1の「デミグラスソース」と「トマトソース」「ホワイトソース」の三択。

オーダーしてしばらく経つと、シャカシャカと卵をかき混ぜる音がしてきました。「うずらの卵」って、殻の中にある卵膜が丈夫で割るのが大変ですよね。小さな卵を割って、かき混ぜて作るオムレツ、どんな味がするのでしょうか？！

最初に出てきたのは、セットの「うずらで出汁をとったスープ」。丁寧にアクをとりながら煮込まれたスープは、ホッとする美味しさです。

しばらくすると、とろっとろなオムライスの登場！！！私はトマトソース、同行者はデミグラスソースでお願いしました。

さっそくオムライスをいただいてみると、ふわとろ卵の中に入っていたのは、うずら出汁を使った炊き込みご飯。

うずら身をほぐしたお肉も入っていて、中も外も「うずら尽くし」のオムライスです。

トマトの酸味が爽やかなトマトソースとオムライスの相性も抜群！

うずら卵の贅沢オムライス（デミグラスソース）

人気の「デミグラスソース」は、深みのある本格的な味わいでした。

「うずら卵の贅沢オムライス」には、スープ、サラダ、名物「うずら円熟卵」が付いています。

うずら卵の贅沢オムライス（イートイン1,500円）

小鉢の中は、左が「うずら円熟卵プチとろダシ醤油漬」、右は西京味噌に漬け込んだ「うずら円熟卵彩郷」。サラダにトッピングされたピンク色の卵は、岩下の新生姜でお馴染みの岩下食品とのコラボである「うずら円熟卵プチとろ岩下漬」。

「彩郷」は、熟成したチーズのように濃厚でワインに合わせたい！「ダシ醤油漬」は、味の染みた白身と卵黄のねっとり感が絶妙な、みんな大好きな味。「岩下漬」の甘酸っぱい感じもクセになります。

実は「うずら屋」は、うずらに魅せられた社長さんが、うずらの魅力を多くの人に知って欲しいと作ったお店なのだそう。その社長さんは「株式会社モトキ」という会社で、健康で元気な「うずら」を飼育して、うずらを使った食品の製造販売をしている会社の社長さんでもあります。

ちなみに飼育しているのはフランスうずら「シャントゥ・カイユ」という種類。フランスワインの絞り粕を食べ、ミネラルを含んだ水を飲み、モーツアルトを聞きながら産まれ育ったフランスうずらが産んだ卵は、一般的な日本うずらの卵より一回り大きく「エル・フランス」と命名されています。

「うずらの卵」を使ったスイーツは、ロールケーキやシフォンケーキ、フィナンシェ、生カステラなどがありましたが、一番気になったプリンをイートイン。

まったり濃厚大人プディング 410円

濃厚で、甘さ控えめ、しっかりした食感で美味しい♪

最後にスタッフさんにお話を伺いました。

住宅街にある隠れ家のような店内ですが、一歩足を踏み入れると「うずら」の魅力あふれる世界が広がっています。カフェでオムライスやスイーツ、併設ショップでお買い物利用だけのお客様も沢山いらっしゃいます。ぜひお気軽のお越しください！お待ちしています！！

うずら専門店ならではのユニークな商品も色々ありますよ。ぜひあなたも、「うずらの卵」の美味しさを味わってみてはいかがでしょうか？ホッとするお店です。

うずら屋《住所》埼玉県所沢市宮本町2-5-8 《電話》04-2935-3000 《営業時間》9:00～17:00（L.O 16:30) 《定休日》木曜《駐車場》5台《公式HP》https://uzuraya.com/

※2023年6月9日現在、鳥インフルエンザの影響で「フランスうずら」飼育休止中。落ち着いたら再飼育の予定で、それまでは北海道から仕入れたうずら卵を使用中。