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「鋭意」とはどんな意味?「鋭意製作中」はどんな状況を指すの??

  • 2023.6.12

物事に集中して真剣に取り組む様子のことを「鋭意(えいい)」と言います。 これら「鋭意」は何科に専念・専心していることを言う言葉です。 しかし、使用される場面によって表される状況も変わるのが特徴です。

そこで今回はそれら「鋭意」という言葉について解説します。 特にここでは「鋭意」の意味はもちろん類義語や用例などについても説明します。

「鋭意」とは

まずは「鋭意」の意味について見ていきましょう。

「鋭意」の意味

「鋭意」は物事に集中して真剣に取り組んでいる様子のことです。 中でも特定の事柄に対して気持ちを専念・専心させて励むことを意味すします。

文字通り、この言葉は鋭い意識を持っていることを表しています。 その多くは「鋭意製作します」「鋭意検討します」のように使用されるのが特徴です。

それらひたむきに対応しているような意味を持つ表現となります。 そこはビジネスシーンなどで頻繁に耳にするので、ぜひ覚えておきたい表現の1つと言えるでしょう。

「鋭意」は誠意のニュアンスを込められる

「鋭意」には誠意のニュアンスが込められています。

「誠意」とは私欲を離れて物事に接する気持ちのことを言います。 特に正直かつ真面目に対応することを意味する言葉です。

そのため本来「鋭意」のところを「誠意製作します」「誠意検討します」と言い換えることも可能です。

そこはどちらも一生懸命対応する意味を持つ言葉なので、状況によって使い分けましょう。

「鋭意」の類義語

ここからは「鋭意」の類義語について見ていきましょう。 「鋭意」の類義語には「専念・専心」「ひたむきに」「精進」などがあります。

専念・専心

「専念」とは物事に心を集中させることを言います。 これは1つのことに対して熱中することを意味する熟語です。

「専心」も物事に対して心を集中することを言います。 こちらも特定の事柄に夢中になることを意味する熟語です。

どちらもそれらの点が「鋭意」と重なるものがあります。

ひたむきに

「ひたむきに」とは1つの事柄にのみ集中する様子のことです。 これらは一途であることの表現としても使用されます。 現代では一生懸命にも似た意味を持つ言葉とされます。

それらの点が「鋭意」に通ずるものがあるでしょう。

精進

「精進」には1つのことに精神を集中して励むことを言います。 一生懸命に努力することの表現として使用されることもあります。

それらの点が「鋭意」と似ていると言えるかもしれません。

ちなみに「精進」は仏教用語の1つだったとされています。 特に仏教の世界では雑念を取り去って仏教修行に専念することや一定期間特定の行いを謹んで身を清めることを「精進」と言います。

意気込みや進捗報告として用いられる「鋭意」

最後に「鋭意」の用例についても見ていきましょう。

意気込みをあらわす「鋭意努力」

「鋭意」は基本的にポジティブな状況で使用されます。 特に意気込みなどを表現する際に「誠意努力します」と言ったりするのが特徴です。

逆にネガティブな状況で使用することはあまりありません。 例えば「鋭意反省します」というような言い回しはしません。

あくまでも後ろ向きではなく前向きな言葉として使用しましょう。 中でもやる気を強調する際の表現として「鋭意」を使用することが多いと覚えておきたいです。

「鋭意製作中」の進捗状況は?

では「鋭意製作中」とはどれほどの進捗状況なのでしょう? これに関しては「誠意製作中」と表現される場合、あまり進んでいない進捗状況と言えるかもしれません。

実際に仕事があまり進んでいない時に「鋭意対応中です」と表現されることが多いです。

ビジネスの世界などでは仮にあまり進んでいなくても「まだ全然進んでいません」と伝えることはしません。 むしろ正直に伝えると反感を買うこともあります。 それを防ぐために積極的に取り組んでいることを表現する言葉として「鋭意」を使用するわけです。

つまり「鋭意製作中」は「まだ終了はしていないものの一生懸命やっている最中です」というニュアンスとなるということです。

それら取り組む姿勢などの表現として使用されると覚えておきましょう。

まとめ

「鋭意」は「鋭意製作中」「鋭意検討中」のように使用します。 これらは物事に集中して真剣に取り組む様子を言う言葉です。 特にビジネスシーンなどで頻繁に使用される言葉となります。

基本的にこれら「鋭意」は前向きに使用するのが特徴です。 そこはあまり後ろ向きに使用することはないので、あくまでも一生懸命努力しているというニュアンスで使用しましょう。

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