おおきに~豆はなどす☆今回は山科区、山科駅から外環状線を南下した場所にある地元で昔から愛される自家焙煎カフェ。フード類も侮れない美味しさ。
くつろぎの自家焙煎コーヒーと自家製ジェノベーゼの妙
山科区、地下鉄山科駅を少し南に下がった場所にある自家焙煎カフェ『京都船越』。わりと昔から地元で愛される有名カフェで、いつも店前を通りかかるとお客でにぎわっていてファンも多いお店。以前、モーニングをいただきにきたことがありますが、今回は以前から気になっていたメニューで軽めのランチでいただこうとやってきました。
店内はエントランスから一段高いフロアに窓際カウンター席とテーブル席があり、ゆるくジャズも流れる落ち着いた雰囲気。この時まだ昼前で、会社の昼休みにランチを食べに来る人、ちょっとした商談をする人など、その用途はまちまち。
昼時11~14時にはランチタイムメニューがあり、パスタなどのフードとミニサラダ、ドリンク類がセットになったメニューがいくつかあります。
カフェでありながら、わりとフード類が美味しいとの評判も聞くお店で、他にもランチセットいろいろあります。で、その中でも今回気になっていたのが自家製ジェノベーゼ980円。カフェのパスタで、ジェノベーゼって意外とあるようでないな、と。今回はミニサラダとドリンク類はホットコーヒーをチョイスしたランチセット1360円を注文。
他、カフェらしいタマゴサンドやトースト、スイーツメニューもあります。
こちらのコーヒーはすべて自家焙煎のスペシャリティーコーヒー。それぞれのコーヒー豆にあった焙煎を施したフルーティーさがウリとのこと。なので、産地もアフリカ、インドネシア、中央アメリカ、南アメリカなどさまざまなコーヒーが味わえます。
あと、もしかしたらこのお店の一番の魅力はご主人の客への細やかな気配りですかね。わりとフレンドリーにいろんな話をしてくれ、ある意味お店の看板的人物。
そうこうしているうちに、注文した自家製ジェノベーゼとミニサラダが登場。
できたて熱々で湯気が立ち上っています。そしてミドリスキーな私にとってはうれしいフレッシュバジルの鮮やかなグリーン色が濃厚なジェノベーゼ。こちらはプラス250円で大盛りに変更もできます。
そして、冷え冷えのミニサラダは小さいポーションながら千切りキャベツ、人参、サニーレタス、トマト、コーンとう野菜の種類豊富に構成された一皿。
まずは自家製ジェノベーゼ。シンプルな味わいですが、バジルのフレッシュな香りとナッツ、パルメザンチーズ、オリーブオイルのコクと旨味、塩味がうまく調和し、しっかりボリュームある味わい。パスタはやや細麺で、それがソースとよく絡み、どこまでも緑深い一皿。
箸休め的ミニサラダも歯ざわりやさしい野菜たちで構成され、ドレッシングの酸味がうまくパスタの味を中和してくれます。
最後まで緑衰えぬままバスタ完食。この緑を放置するのが忍びなく、パンを追加注文してぬぐって食べたいくらいでしたが(笑)
で、食後のホットコーヒーはブラックで。
ご主人に「冷めたほうが美味しいコーヒーなのでごゆっくり」と言われ、今までそんな推しをするカフェってなかったかも、と。熱いうちに一口、そして少し冷めてからまた一口、さらに完全に冷めてからも一口、と温度の違いを確認しつつ味わってみると、その違い歴然で驚かされるほど。確かに少し冷めたほうがほのかな酸味とフルーティーさが際立ち、そんなコーヒーの魅力の引き出し方を教わりました。
コーヒーが美味しいのはもちろんですが、くつろぎを与えてくれるお店でもあり、人気なのがうなずける名店ですね。ヨ~イヤサ~♪
詳細情報
名称:カフェ×自家焙煎 京都船越
場所:京都市山科区竹鼻西ノ口町43
電話:075‐593‐8546
営業時間:8:00~23:00
定休日:火曜日
関連サイト:http://funakoshi.chu.jp/