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ひとクセあるヘンテコなデザイン。【スタイリスト宮崎典子】

  • 2023.6.11

ファッションへのアンテナを常に張り巡らせているエネルギッシュなスタイリスト4人。今季、新たな10アイテムを買い足すとしたら?“好きと個性”が詰まった春のお買い物計画を紹介。

Noriko Miyazaki

「一見ベーシック、でも実は少しひねりが効いたデザイン」が好きだと話す彼女。

「刺繍や変わったカッティングなど、ディテールが凝っているもの、普遍性のないものに魅力を感じます」

選んだ10着もペンが差せるシャツ(1)や胸元がちょこんと開いたニット(8)など、よく見ると細かな遊び心が光るものたちばかり。「トレンドものよりも一点ものが好き」と言うだけあり、愛らしいイラストが手彫りされたリング(9)や、古着を再構築したデニム(4)など、クラフト感満載なアイテムにも目がない。

「普通のデニムは買いません。作り手の思いを感じるデザインものに惹かれます」。そして、ひときわ目を引くレギンス(7)は、レギンスコレクターの彼女が、すでに購入した一着。

「普段はこんなに派手なものは買わないのですが、繊細な編みと攻めた色の組み合わせが新鮮で冒険してみました」

1. [ I'm Here ]アイムヒアーのストライプシャツ

「袖があえて横向きのストライプになっていたり、ペンが差せたりとディテールが好み」¥39,600

2. [ Gabriela Coll Garments ]ガブリエラ コールガーメンツのナイロンコート

「色味が絶妙!ナイロンなのに上品な光沢感とエレガンスに惹かれました」¥121,000/ビオトープ(ジュンカスタマーセンター)

3. [ L’armoire ]ラルモアのチュールスリーブTシャツ

「ヴィンテージの洋服を使って制作する一点もののリメイクブランド。チュール袖がロマンティック」¥18,700

4. [ B Side Jeans ]ビーサイド ジーンズのパッチワークデニム

「古着のデニムをリメイクした一点もの。前と後ろで表情が違うパッチワークが印象的」¥107,800/メイデンズ ショップ ウィメン

5. [ Purpred ]パープレッドのデニムサンダル

「オールデニムが新鮮でつい選びました。さりげないPの金具が可愛い」¥59,400

6. [ Sagan Vienna ]サガン ヴィエンナのトートバッグ

「リボンみたいなシックなデザインで、左右の袋にものが入るので意外と実用的」¥61,600/エドストローム オフィス

7. [ Kayle ]ケイルのニットレギンス

「バイカーショーツのようにオーバーサイズのシャツに合わせてチラ見せしたい、攻めの赤!」¥24,200

8. [ Fluss ]フルスのネイビーニット

「2022年にスタートした国内ブランド。リネン100%でシャリ感が気持ちいい」¥64,900

9. [ Hilfreich Jewellery ]ヘルフライクジュエラリーのハンドメイドリング

「ロンドン発のブランド。本をインスピレーション源に、そのストーリーが手彫りされている」¥38,500/カシミールプラスキデイ

10. [ Pleats Please Issey Miyake ]プリーツプリーズイッセイミヤケのチュニック

「タイトすぎずストンとしたきれいな落ち感で、スリット入りだから動きやすさも◎」¥26,400/イッセイ ミヤケ

宮崎典子東京都出身。百貨店の販売員を経て、早川すみれに師事。2022年5月独立。得意とするスタイリングはひねりのあるレイヤードコーデ。私服はブルーのアイテムを手に取りがち。

●問い合わせ先:I'm heretel:03-6457-5985ジュンカスタマーセンター0120-298-133(フリーダイヤル)ラルモア@l.armoire_officielメイデンズ ショップ ウィメンtel:03-5772-5088パープレッドtel:03-3410-3599エドストローム オフィスtel:03-6427-5901ケイルwww.kayle-tokyo.comフルスinfo@f-l-u-ss.comカシミールプラスキデイinfo@casimir-pulaskiday.comイッセイ ミヤケtel:03-5454-1705

*「フィガロジャポン」2023年6月号より抜粋

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