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「次回作を検討中」と言い続けて13年…俳優ウォンビンや女優コ・ソヨンの作品活動はいつになるのか

  • 2023.6.11

あと何年待てばいいのだろうか。

女優のイ・ナヨン(44)がドラマ『パク・ハギョン旅行記』(原題)で復帰したことで、彼女の夫である俳優ウォンビン(45)の復帰が再び議論の的となった。

ウォンビンだけでなく、「次回作を検討中」と言い続けている他のスターもだ。決して俳優を引退したわけではないという彼らのカムバックはいつになるのだろうか。

13年間も作品活動のないウォンビン
(写真提供=OSEN)ウォンビン

2004年に観客動員数1000万人を超えた映画『ブラザーフッド』を皮切りに、『マイ・ブラザー』(2004)、ポン・ジュノ監督の『母なる証明』(2006)、『アジョシ』(2010)で全盛期を迎えたウォンビンは、なんと約13年間も演技活動を中断している。

彼は2010年にシンドロームを起こした映画『アジョシ』を最後に、作品活動を休んでいる。だからといって完璧に“消えた”わけではない。CM、そして広告の写真などではたまに姿を見せる。

だからこそ、彼を待っているファンを切なくさせることもある。

それでも妻で女優のイ・ナヨンの復帰には、十分に協力したものと見られる。イ・ナヨンは最近のインタビューで、「夫はシナリオを見るときから一緒に好いてくれ、私によく似合う作品だと言ってくれた」と話した。

(写真=リーマン・コリア)CMなどには登場するウォンビン

ウォンビンは育児をしながら平凡に暮らしているという。関係者によると、ウォンビンは息子をもうけて積極的に育児をした。彼は華麗な外見とは異なり素朴で、「家好き」であり、家庭にとても忠実だといわれている。

“パパ”ウォンビンの姿も徹底的にベールに包まれているが、普通の父親の姿と同じだということだろう。

また、作品に出演する熱意は持っているものの、プロジェクトが失敗に終わったり利害関係が交錯したりして出演がままならなくなったケースもあった。ヒューマンドラマのようにメッセージと響きのある作品に出演したいという話もある。

しかし一部からは、彼があまりに長く休んでいるため、復帰そのものに負担を感じているのではないかという見方も出ている。

様々な“説”と噂が多いウォンビンの復帰について、記者たちはイ・ナヨンに真実を尋ねるしかない。イ・ナヨンは「なぜしきりに私に聞くのか…」と困った表情で、可愛い駄々をこねたりもした。

(写真提供=OSEN)イ・ナヨン

しかし、すぐに「あの方も熱心に見ている。(ウォンビンさんも)関心があり、良い映画を見れば(俳優として)羨ましがる」とし、「(良い機会が来れば)出るだろう。もう少し待ってほしい」と可能性を残しておいた。時間が経っても、ウォンビンはウォンビンだ。

“チャン・ドンゴンの奥さま”、作品活動は?

ウォンビンとは違う意味で復帰が待ち遠しいスターは、女優のコ・ソヨン(50)だ。

(写真提供=OSEN)コ・ソヨン

俳優チャン・ドンゴンの妻であり、若手スターのアイコンだったコ・ソヨンは2017年のドラマ『完璧な妻』に出演して以来、8年間も次回作を検討中だ。

そもそも『完璧な妻』も、コ・ソヨンが当時10年ぶりにドラマに復帰した作品だった。

この作品は彼女にとって、相当の意味を持つ作品だった。10年ぶりの復帰ということはもちろん、驚くべきイメージの変身を図ったのだ。劇中、コ・ソヨンは自分よりも優先順位の高い家族のために、粘り強く耐えた主婦、“おばさん”の役を演じた。

劇中の役割のように、2人の子供の母親であり、妻としての人生を生きているコ・ソヨンも、やはり韓国で最も普通の存在である“おばさん”が、自分の夢見たことを求めていく過程に深く共感したという。さらに、言いたいことを口にする性格から、妻や母親として感じる感情まで、多くのものが自分と似ているキャラクターに愛情を持つようになり、10年ぶりの復帰を決めたという。

しかし視聴率は成功しなかった。視聴率は4~6%台にとどまった。夫の不倫に続き、殺人の濡れ衣まで着せられる危機のおばさんの役割、それをコ・ソヨンが消化したということだけに満足しなければならなかった。

(写真提供=OSEN)コ・ソヨン

その後のコ・ソヨンは、演技者よりはセレブとして暮らし、ファンと積極的にコミュニケーションしている。彼女はジュエリーブランドを立ち上げて話題を集め、ブランドのクリエイティブディレクター兼ミューズとして活躍した。

これに対して一部からは、コ・ソヨンが今は演技をやろうと思っていないのではないかとの見方を強めた。

それでも昨年4月、コ・ソヨンのSNSにあるユーザーが「とてもきれいです。作品活動をしてください。ドラマで見たいです」とコメントすると、コ・ソヨンは「はい!頑張ります」と答え、演技に対する変わらぬ意志を示したりした。次回作を検討中という彼女の言葉が嘘ではないという意味であるため、多くの人々の注目が集まった。

特に今年4月には俳優ソン・ガンホが所属している芸能事務所SUBLIMEと専属契約のニュースを伝えただけに、新しい出発を控えたコ・ソヨンの活動にいつにも増して期待が集まる。

現実問題、復帰は俳優が決心しても簡単に実現することではない。様々な条件と状況が合わなければならないからだ。ひとつのプロジェクトでキャスティングが完了し、撮影まである程度進んだとしても、突然白紙に終わるケースもしばしば発見できる。

彼らがどんな奇跡のような縁で復帰を知らせることになるのか、気になるところだ。

(記事提供=OSEN)

◇コ・ソヨン プロフィール

1972年10月6日生まれ。1993年のドラマ『明日は愛』で女優デビュー。翌年のドラマ『お母さんの海』でブレイクし、人気女優に。以降、ドラマ『幸福の始まり』『追憶』『裸足の青春』、映画『恋風恋歌』『二重スパイ』など数々の作品に出演。“コリアン・ビューティー”の代表格と呼ばれた。プライベートでは2010年に俳優チャン・ドンゴンと結婚。1男1女をもうけている。2017年のドラマ『完璧な妻』以降、演技活動はしていないが、セレブとして一挙手一投足が注目を集める。彼女が居住するソウル江南(カンナム)区・清潭洞(チョンダムドン)のマンションは、200億ウォン(約20億円)近い価格で、韓国で最も高いマンションとされている。

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