1. トップ
  2. レシピ
  3. ほんのりとした甘さが魅力の"野菜の豚肉巻き焼き"

ほんのりとした甘さが魅力の"野菜の豚肉巻き焼き"

  • 2023.6.11

豚肉の旨味で包まれた野菜の食感、甘味は満足感が高くご飯のお供としても最高です。甘味を上手に生かしたレシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

ほんのりとした甘さが魅力の"野菜の豚肉巻き焼き"

■“野菜の豚肉巻き焼き”のつくり方

定番のさやいんげん&にんじんに、さつまいもをプラス。ほんのりと甘味が加わって幸せな味わいになります。片栗粉を利用して、肉と野菜を密着させるのがポイントです。


◇材料 (2~3人分)

豚もも肉:8枚(200g)(薄切り)
さやいんげん:120g
さやいんげんをゆでる塩:少々
にんじん:1/2本(60g)
★ 下味用:
・ みりん:小さじ1
・ 醤油:小さじ1
さつまいも:80g
片栗粉:適量
サラダ油:大さじ1/2
★ たれ:
・ 酒:大さじ2
・ みりん:大さじ1
・ 砂糖:大さじ2
・ 醤油:大さじ3


(1)野菜の下ごしらえ
いんげんはへたを切り、塩を加えた熱湯で2分ほどゆで、ザルにあげる。にんじんは皮をむき、長いまま5mm角の棒状に切り、鍋に入れてひたひたの水を加える。中火にかけ、煮立ってきたら蓋をして弱火で4~5分ゆでてザルにあげ、ともに下味用のみりん、醤油をからめて冷ます。

野菜の下ごしらえ
野菜の下ごしらえ

(2)さつまいもの下ごしらえ
さつまいもは皮のまま洗い、いんげんの長さに合わせた5mm角の棒状に切り、水に5分ほどさらす。鍋に入れてひたひたの水を加えて中火にかけ、3~4分、かためにゆでてザルにあげて水気をきり、冷ます。

さつまいもの下ごしらえ
さつまいもの下ごしらえ

(3)肉に野菜をのせる
まな板に豚肉を2枚1組にして並べ、片栗粉を刷毛で薄くまぶす。手前に1/4量のいんげんを4組の肉に置く。にんじん、さつまいもは1/2量ずつ2組の肉に置く。

肉に野菜をのせる
肉に野菜をのせる

(4)巻く
手前から巻き込み、表面に片栗粉を刷毛で薄くまぶす。

巻く
巻く

(5)蒸し焼きにする
フライパンにサラダ油を熱して④を、巻き終わりを下にして入れる。中火で全体に香ばしい焼き目をつけ、蓋をして弱火で3分ほど蒸し焼きにする。

蒸し焼きにする
蒸し焼きにする

(6)調味料を加える
酒をふり入れ、残りのたれの調味料を加える。

調味料を加える
調味料を加える

(7)仕上げ
フライパンを揺すりながらたれを煮詰め、途中返しながらたれを全体にからめる。豚肉を3等分に切って器に盛り、たれをかける。

仕上げ
仕上げ
完成
完成

――教える人

「大庭英子 料理研究家」

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。


※この記事の内容は、『料理のてほどき さしすせそ さとう』に掲載したものです。

文:中村裕子 写真:原 ヒデトシ

元記事で読む
の記事をもっとみる