1. トップ
  2. グルメ
  3. 毎週完売!本当は秘密にしたい…食通も通うあの名店の褒められ洋菓子

毎週完売!本当は秘密にしたい…食通も通うあの名店の褒められ洋菓子

  • 2023.6.10

田園調布の街中にあるお菓子屋さん「SAVEUR(サヴール)」。洗練された雰囲気と素朴さという、相反する特徴を兼ね備えたお菓子が、多くの人の心をつかんでいます。大切な人と一緒にゆっくり味わいたくなる、ちょっと特別なケーキや焼き菓子をぜひチェックしてみてください。

著名人から地元の方々にまで愛されるお菓子屋さん

田園調布の駅を出て3分ほど。和菓子屋さんや花屋さんなどが並ぶ通りを歩いた先で出会うクリーム色の建物が「SAVEUR(サヴール)」です。大きな窓から日が差し込む店内のカウンターには、1種類ずつケーキが入ったガラスのケースが並んでいます。

このお店は、スタンダードとして着続けたくなるシンプルな服を生み出すブランド「YAECA(ヤエカ)」のお菓子屋さん。店名はフランス語で「風味」を意味し、「みんなの記憶の中にある、町の洋菓子店」をコンセプトに掲げています。作られるケーキや焼き菓子は、YAECAのイメージにも通じる洗練された雰囲気と、どこかホッとするような素朴さもあわせ持つもの。そんなお菓子を多くの食関連の著名人がおすすめに挙げ、地元の方からも愛される名店となっています。
遠方の方も、ホールのケーキやサブレをオンラインで購入することができますよ。

軽やかなくちどけのバターケーキ「ガトー ア ラ クレーム」

真っ白な箱のようにフラットな表面と、断面からのぞく層が美しい「ガトー ア ラ クレーム」。懐かしい記憶に繋がるケーキをイメージしたというバターケーキです。口どけのよいきめ細かなスポンジ生地にホワイトガナッシュを挟み、全体をバタークリームで均一に包んでいます。

筆者が母にこちらを贈ったところ、なめらかなクリームは甘さの中にほんのり塩味が感じられてしつこくなく、想像よりも軽やかだったそう。スポンジもしっとりとくちどけがよく、上品な味わい。幼い頃にバターケーキに慣れ親しんでいた母にとっては、懐かしくも驚きがあるケーキだったと教えてくれました。

ほかにモカやラムといった味があり、春にはいちごを使ったプランタン(写真)、クリスマスにはチョコガナッシュがかけられたノエルなど、季節限定の味も登場します。ボリュームがありますが、冷凍のままカットして少しずつ食べ進められ、日持ちするのもうれしいところ。

ガトー ア ラ クレーム
常時4種(プレーン/モカ/バニラ/ラム)
ホール各3,456 円(税込)
※冷凍品

卵が香るバターカステラのような「ガトー オ ブール」

より素朴な印象のバターケーキ「ガトー オ ブール」は、できる限りシンプルな材料とレシピにこだわったというお菓子。卵や発酵バター、きび砂糖など、身近に感じられる8種の食材のみで作られています。しっとりとした生地からは卵の香りが広がり、繰り返し食べたくなるようなやさしい味わいです。

ガトー オ ブール
ホール15cm 2,052円(税込)
ホール18cm 2,808円(税込)

ナッツの香ばしさとコクが広がる「ガトー・ノワゼット」

こんがりとしたきつね色に焼き上げられた「ガトー・ノワゼット」。ヘーゼルナッツのコクと香ばしさが閉じ込められた焼き菓子です。さらに、はちみつやグランマルニエが加わっていて、こっくりとした甘さやほろ苦さが折り重なる奥行きのある味わいを楽しめます。

ガトー・ノワゼット
ホール15cm 3,024円(税込)

バターの風味と塩が効いた薄焼きの「サブレ」

薄さが特徴的な「サブレ」。バターがたっぷり使われていますが、この薄さとサクッとした心地よい食感のおかげで、食後感が軽やか。ゲランドの塩も効いていて、「あともう1枚…」とつい手が伸びてしまいます。

サブレ/バター
8枚入り 496円(税込)

心温まるひとときを生み出す、ちょっと特別なお菓子

SAVEURのケーキは、画家・牧野伊三夫さんによるかわいらしい絵の包装紙に、ガラッと印象の異なるモノトーンの箱が包まれています。その新鮮さを楽しみながら開き、最後にケーキが登場すると、ワクワクは最高潮。心温まるお茶の時間の始まりです。
大切な人と顔を合わせる機会の手土産や贈り物に、またはちょっと贅沢したい休日のおやつやデザートに、ぜひ手にしてみてはいかがでしょうか。

writer / ゆりか photo / SAVEUR

元記事で読む
の記事をもっとみる