こんにちは!リビングふくおか・北九州Web地域特派員のゆーれんママです!福岡に来て4年目に入りますが、2回もチャンスを逃した食べ物がありまして・・・今年は食べ忘れまい!と張り切っておりました♪福岡市および近郊の和菓子屋さん19社(31店舗)で5月16日(火)~7月31日(月)限定で買える和菓子を買いに、こちらのお店を訪れてみました。
国道202号線を唐津方面に向かい、室見川のすぐ手前の交差点を左に入ってすぐの所にある「玄海堂」という和菓子屋さんです。入るとずらりと並んだ賞状の数々!
第20回全国菓子大博覧会・金賞受賞とは凄いですね!
博多水無月とは?
初めて耳にする方のために、説明させていただきますね。博多水無月®は福岡市和菓子組合の商標登録で、ここに所属している店舗のみが使用権を所有しています。25年前に合言葉を「100年後の博多のスタンダード和菓子」として創作したのが博多水無月。 水無月はお茶の場でも6月にいただく季節の和菓子ですよね。その昔、夏を越すことは一大事とされ、6月30日を一年の半分の晦日とし、ここを超えると無事に歳を過ごすことになると言われていました。今でも日本各地で水無月を食べて邪気を祓う習慣が続いています。博多水無月はこの伝承文化を元に創られた”福岡・博多オリジナル”の季節の和菓子です。 決め事は「小豆とわらび粉を主原料にし、笹で巻く」こと。配合や製法は各和菓子店の職人任せとのとこですから、期待も高まります!
動画でお伝えしたい!
お目当ての「博多水無月」がありました!笹にくるまっていますね~。
待ちきれずにお店の中で笹をほどいてオープン!美しい~。キラキラの透明の水無月の中に小豆が映えています。そして驚いたのが、その”ぷりゅんぷりゅん”感なんです。ちょっと笹を動かすだけでぷるぷるぷると揺れ続けます。動画で撮る価値あり!お伝えできないのが残念でなりません。
取材のため、特別にここで食べさせていただきました。
早速食べてみようと、スプーンで切ってみようとしたらスゴイ弾力!というのも、こちらの博多水無月はわらび粉の割合が非常に高いそうです。わらび粉って高級なのに、このお値段でそれは嬉しすぎます。「儲けなしですから」っておっしゃっていましたが、本当かも・・・と心配になるくらいでした。そして食べてまたまたビックリ!弾力があってモッチモチのぷりゅんぷりゅんです。言葉で説明するのが本当に難しいくらい、食感が素晴らしかったです。
「時間をかけて練っていますからね」というのも納得です!甘さも控えめでわらび粉と小豆の素材をシンプルに楽しめるお味でした。
シュークリームも凄かった!
玄海堂の通年で買える一番人気はシュークリームだそうです。
和菓子屋さんでシュークリーム?と思ったのですが、「食べてみたらどうして和菓子屋のシュークリームなのか分かりますよ」とのことで早速いただいてみました。まずは触ってビックリ!手に伝わるモチモチ感!食べてみてもモチモチ感が半端ないシュー生地にうっとり♪米粉かなと思ったのですが、それよりもモチモチしているし何だろう・・・??企業秘密ですよね・・・「米粉のようなものですよ」とのことでした。
そしてクリームもまたまたスゴイんです。あっさりしていて和を感じるような生地にもバッチリ合うクリームは生クリームをカスタードよりも多く使っているからとのことでした。
たっぷり♪
大きくてこんなにもおいしいのに、なんと1個150円というリーズナブルさですから、10個、20個、中には30個くらい買われて行く方もいらっしゃるそうです。手土産に持っていったら絶対人気者になれると思います!
他にも色々♪
他にも色々な和菓子がありました。
個人的に大好きな「麩まんじゅう」は売り切れ・・・
生クリーム大福も大人気だそうです。
「うちの水無月はシンプルなのが特徴です。素材の味を楽しんでほしいです」創業昭和37年、2代目店主の緒方正雄さん。
是非期間限定の博多水無月を買いに、玄海堂に行かれてみてくださいね。
・玄海堂(げんかいどう) ・福岡市早良区小田部4-11-29 ・092-831-3758 ・定休日 月曜日 ・9:00~18:00 ・玄海堂ホームページ (genkaido.com)