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梅雨の憂鬱を楽しみに変える! 雨降るシーンに魅了される特選映画はコレ♪

  • 2023.6.10
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朝起きてから寝るまで、1日中湿気っぽくて無気力になっちゃう梅雨の時期。

「必要な買い物も、娯楽の外出も、雨のせいで行きたくない! 」そう思っても、出掛けなければいけない時間は必ずあります。

そんな時期には、雨が憂鬱だと思う気持ちを、映画の力で梅雨を楽しみたい気持ちに変えてみませんか?

近年では、スマホやパソコンがあれば、雨の日でも自宅で映画鑑賞を楽しめる環境が充実してきています。

渋々用事を済ませに出掛けるより、映画にパワーをもらって、意気揚々と出掛けられる方が気持ち的にも嬉しいですよね。

今回は、そんな梅雨の時期に観たい、雨の演出が印象的な映画をご紹介します。

結末には触れず、まだストーリーを観ていない人でも楽しめるようにあらすじを記載してますので、ネタバレ等の心配はなく安心してご覧になれますよ♪

何度でも観たくなる! おすすめ作品はズバリこれ♡

観たことがあるものでも何度も繰り返してみると新しい発見があるのが映画の醍醐味。

SNSでも色んな考察をしている人がいるので、 ハッシュタグで作品名を検索してみると、観覧中には気が付かなかった作品の細部まで知ることができます。

それを踏まえて改めて観返してみると、新たな視点で作品が楽しめますよ♪

サブスクリプションの映画観放題コースなどを利用すると、劇場で映画を観る1〜2回分ほどの料金で映画を心ゆくまで堪能できる場合もあるのでおすすめです。

お気に入りの作品があれば、何周かしてみるとまた違った魅力に気付けるかも?

天気の子

出典元:@weatheringwithyouu

映画好きなら誰もが観たはずの世界的名作、『君の名は。』の新海誠監督が手掛けたアニメーション映画です。

物語の舞台は東京。離島から家出してきた醍醐虎汰朗さん演じる森嶋帆高は、高校生という事もあり、窮屈な生活から抜け出せずにいました。

そんな中、やっとありつけた仕事は、訝し気なオカルトライター業。

細々と生活していた帆高でしたが、そんな日々の中で、1人の少女、森七菜さん演じる天野陽菜と出会います。

事情を抱え、弟と2人きりで生活をしていた陽菜は、帆高が驚く不思議な力を持っていました。

「今から晴れるよ」

そう言って祈る陽菜と帆高の目の前に現れたのは、さっきまで降っていた雨がみるみるうちに上がり、青空へと変わる光景だったのです。

このような展開から始まるこちらの映画は、地上波でも何度か放送されているので、観たことある人もいるのではないでしょうか?

まだ観ていないそこのあなたは絶対損!

主人公の帆高とヒロインである陽菜の関係性や、2人がハプニングを乗り越えていく数々のシーンに、雨の演出が臨場感を加え、とても見応えのある作品となっていますので、まだ観ていない人にも自信をもっておすすめします♪

恋は雨上がりのように

出典元:@koiame_movie

一回りも二回りも年上の男性に憧れを抱いたことのある女性って、意外と少なくないと思います。

この作品は、陸上部のエースである女子高生とレストランで働くちょっぴり冴えない中年店長のひょんな出会いから始まり、物語が進むにつれて変化する2人の心境や成長を、感情移入して楽しむも良し、第三者の目線で楽しむも良しの良作となっています。

ヒロインである小松菜奈さん演じる橘あきらと大泉洋さん演じる近藤正己の甘酢っぱい関係と、女子高生の青春生活中の切ない葛藤を、降雨が描写している部分が梅雨に観たくなるポイントです。

若さゆえに真っ直ぐアプローチするあきらと、彼女に猛アタックされ困惑しつつ、変わるきっかけを与えられる近藤の少しづつ縮まる距離を観ていると、じれったいながらも思わずキュンとしてしまうでしょう。

現役高校生の人、年上の男性に恋をしたことがある人、または、はるかに年下の女の子にアプローチされたことのある男性の方まで、幅広い層の人が楽しめる作品ですので、お友達や家族、恋人と一緒にぜひ楽しんでみてくださいね。

元は漫画として公開されていた作品のタイアップなので、アニメ映像が好きな人にはそちらもおすすめです。

いま、会いにゆきます。

出典元:@moviescinema2023

竹内結子さん演じる秋穂澪と、中村獅童さん演じる秋穂巧の夫婦がメインキャラとなるこちらの作品ですが、澪の奇怪で澄みきった雰囲気と、巧の焦燥感と切羽詰まった空気を醸し出す演技が観る人を作品に惹きこみます。

妻の澪を病気で亡くした巧は、息子の佑司と共に、慣れない家事を必死にこなしながら生活していました。

梅雨の雨降るある日、生前澪が残した「雨の時期になると戻ってくる」という言葉が気になる巧は、昔よく3人で足を運んだ廃工場へ佑司と2人で訪れます。

そこで2人が目にしたのは、巧の妻であったこと、自分が亡くなったことを全く覚えていない澪の姿でした。

ここから、3人の奇妙な6週間が始まるのです……。

ホラーな要素はなく、ファンタジー系の恋愛映画となっています。

ここで現れる澪の正体は、幽霊か、幻想か、はたまた本物か……。様々な疑問を抱えながら鑑賞するその先には、一体どんな結末が待っているのでしょうか。

透明感とミステリアスな世界観が梅雨の描写にマッチして、独特な雰囲気が味わえますので、ぜひご覧になってください。

静かな雨

出典元:@shizuame

仲野太賀さん演じる主人公の行助は、職を失い途方に暮れ歩いていたところ、1人でたい焼き屋を営む1人の女性、衛藤美彩さん演じるこよみと出会います。

美味しく優しい味のたい焼きを焼くこよみの人柄に惹かれる行助ですが、こよみはある日、交通事故に巻き込まれ記憶に障害を負ってしまいます。

それは、新しい記憶を残せなくなるというものでした。

日々行助との思い出を忘れてしまうこよみと、それを傍でずっと支えようと決心するも、記憶が残らないこよみに対して苛立つ自分を反省する行助の繊細な心情が描かれているストーリーです。

記憶が残らないことを気にも留めていない様子で逞しく生きるこよみですが、夜に降りしきる雨の中で密かに涙を流すシーンは、雨がこよみの隠そうとしている悲しみや絶望を表現しているようで誰しもが胸を打たれるはず。

周りからは不便そうと思われる生活を送る2人が、自分たちなりに、幸せを少しずつ積み重ねていく様子が心揺さぶる作品となっていますので、映画を観て涙を流したい人にぜひ選んでほしいと思います。

ラーゲリより愛を込めて

出典元:@lageri_movie

この作品は、実話を元にして描かれていることから、リアリティーと緊迫感を感じずにはいられない内容となっています。

ラーゲリ(シベリアの強制収容所)に拘束され、いつ死んでもおかしくないような過酷な生活を強いられる日本人捕虜たちの中で、日本に生きて戻ることを諦めなかった1人の男性の物語です。

主演は、山本幡男役の二宮一成さん。準主演は、その妻のもみじ役である北川景子さん。

母国の家族を思い奮起する山本と、生死のわからない夫の無事を願い待ち続けるもみじの杞憂に感情移入し、劇場では多くのファンが涙したと話す名作です。

途中、捕虜たちが揃って歌を歌うシーンがありますが、撮影日がたまたま雨だったことから、雨のシーンになったそうです。

収容者たちの歌いながらも切ない心情を雨が表現しているようで、観ている側もグッとくるカットとなっています。

戦争や多くの人が亡くなるような暗いストーリーは、苦手とする人もいると思いますが、生きることの意味や、当たり前に生活できることへの感謝、今この時を大切にしたいと思う気持ちを強く認識させてくれることでしょう。

『リバイバル上映』とは? 一度公開された映画は再上映される?

みなさんは、リバイバル上映という言葉を知っていますか?

一定の需要のある作品は、リバイバル上映といって上映期間が終了しても再度映画館で公開される可能性があります。

お客さんの中には、「映画は大画面で観てこそ至福! 」と感じる人もいますので、そういった人にとっては嬉しい制度ですよね。

例えば、ジブリシリーズの『千と千尋の神隠し』や、ルパン三世シリーズの『カリオストロの城』などが、リバイバル実績のある作品となっています。

どちらも、結末を知っていてもつい観てしまう面白さがありますよね。

しかし、ネットやDVDで映画が観られなかった時代にあったリバイバル上映は、今では手軽に観られる環境が整っていることもあり、なかなか実現しないものとなってきています。

「それでも、あの作品をもう一度大画面で楽しみたい!」

そんな人のために、リバイバル上映を実施している劇場や、お客さんのリクエストによってリバイバル作品を決定しているサイトなどもあるので、気になる人は調べてみるのもおすすめですよ。

雨の日は、映画で気分を盛り上げて1日を乗り切ろう♪

せっかくおしゃれした髪も服も台無しになりそうで、なにをするにも億劫になりがちな雨の日。

それでも、楽しいことが1つあると、「今日も頑張ろう! 」と気持ちを切り替えるスイッチになるハズ。

雨の日は、きっと他の人もやる気が出なくて無気力になっていると思います。

そんな中、あなただけが、雨を見て映画のワンシーンを思い出し、晴れやかな気分になれるなんて素敵だと思いませんか?

お気に入りの映画を観て、憂鬱な雨の日をみんなとは違う視点から楽しんで欲しいと思います♡

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