専業主婦をしているオレンジさんは、未就学児の息子と夫の3人家族。児童館で仲良くなったママ友3人と、よく子どもたちを含めたグループで集まって遊んでいます。お互い気が合い、子どもたちも仲が良いため、ずっと仲良くしていきたいと思っているオレンジさん。しかし、カバンの中から次々と持ち物が消えていったことでオレンジさんはママ友たちを疑うようになってしまったのです。そんな中、グリーンさん宅へみんなで遊びに行った日、ピンクさんがママ友たちの持ち物を度々盗んでいたことが判明します……!
どうして盗みの犯人をあぶり出そうとしたのか、そのきっかけをグリーンさんは話してくれました。
ママ友を疑いたくないけど盗まれた?
カバンの中の日焼け止めが少なくなっていることに気づいても、まさか勝手に使われているとは思わないグリーンさん。
ところがある日、カバンに入れたはずの形見のブレスレットが紛失! そのブレスレットは、亡き猫の毛玉で作られた特別な品でした。
「うそ……」グリーンさんはあまりの事態に顔色が変わります。
ものがなくなる……といっても、現金やカードといった貴重品は盗まれていませんでした。
そのためグリーンさんも、オレンジさんと同じように最初は「自分の気のせいかな?」と思っていたようですね。
しかし、なくなったブレスレットはグリーンさんにとって、世界にたったひとつしかない大切なものです。
ブレスレットを盗んだ犯人には、世の中にはお金で買えないかけがえのないものがあることをわかってもらいたいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ
ベビーカレンダー編集部