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6月12日は「恋人の日」!いったいどんな記念日?なにを贈りあうの??

  • 2023.6.9

6月12日の記念日として「恋人の日」というものがあります。 この記念日は、ブラジルから伝わったものとされていますが、果たしてどのような記念日なのでしょうか。 そこでここでは、「恋人の日」について解説します。

6月12日は「恋人の日」

 

「恋人の日」の成り立ちやどのような記念日なのかを見ていきましょう。

「恋人の日」はどんな記念日?

6月12日にある「恋人の日」。 これはブラジルに伝わる記念日を日本にも持ち込んだ記念日です。

「恋人の日」はいつ・誰が制定した記念日?

「恋人の日」は、1988年に全国額縁組合連合会が制定しました。 これは、ブラジルでは「恋人の日」に写真を入れたフォトフレームを家族や恋人と交換しあうという風習があったことに由来します。

このフォトフレームをプレゼントしあうという風習に着目した全国額縁組合連合会が「恋人の日」のPR活動に力を注いできました。

本場ブラジルの「恋人の日」

 

「恋人の日」の始まりの地となるブラジル。 現地ではどのようにして成立した記念日なのでしょうか。

「恋人の日」の由来

恋人の日は、「パドヴァのアントニオ」と呼ばれる人物に由来する記念日です。 貴族の子供としてポルトガルで生まれたアントニオは、貴族にはならずフランシスコ会の普及のため活躍した13世紀の人物です。 説教師としての能力も高く、その話を人々は熱心に聞き広く慕われていましたが、北イタリアのパドヴァという地で1231年6月13日に亡くなりました。 まだ36歳という若さでした。

このアントニオは、パドヴァの他母国ポルトガルやブラジルの守護聖人でもあります。 そして結婚や愛、花嫁などの聖人でもあります。 また、命日に当たる6月13日はパドヴァのアントニオの祝日です。 これらの要素が組みあって、ブラジルでも知名度を誇るパドヴァのアントニオの記念日前日にあたる6月12日が「恋人の日」になったとされています。

ちなみに、アントニオスという名前は隠修士の祖である「大アントニオス」と同じなことから、区別するために「パドヴァのアントニオ」と呼称されるのが通例です。

フォトフレームを贈りあう日?

恋人の日とは言いますが、ブラジルでは恋人だけでなく家族や親しくしている人物などにも贈り物を交換する事も。 これは、「パドヴァのアントニオ」の説いていた愛について考える日だからなんだとか。

そして、プレゼントとして定番とされるのがフォトフレーム。 フォトフレームに互いの写真やツーショットの写真を入れて渡し合うのだとか。 たしかに、年に一度親しい人たちとそんな交流を重ねていけば思い出が増え、絆も深まっていきそうですね。

恋愛に関連する記念日

 

恋愛にまつわる記念日はなにも「恋人の日」だけではありません。 他にもある恋愛に関連する記念日について見ていきましょう。

1月5日は「シンデレラの日」

1月5日にある記念日「シンデレラの日」。 これは、1956年にハリウッド女優のグレース・ケリーが後にモナコ公となったレーニエ3世と婚約した事に由来します。

世紀のシンデレラストーリーとされたこの婚約は1月5日にされました。

4月14日は「オレンジデー」

4月14日は「オレンジデー」とされています。 2月14日の「バレンタインデー」と3月14日の「ホワイトデー」に続いて恋人たちが愛を深め合う日にすると共に、オレンジやオレンジ色のものを贈りあう事がPRされています。

オレンジには「花嫁の喜び」という花言葉があることから「オレンジデー」は生まれたとされています。 また、オレンジは1つの木が花と実を同時につけることからヨーロッパでは愛と豊穣のシンボルとされているのが由来とも。

11月22日は「いい夫婦の日」

11月22日は「いい夫婦の日」です。 これは「いい(11)夫婦(22)」という語呂合わせから来ており、夫婦に素敵な関係を築いてもらいたいという思いから生まれた日とされています。

まとめ

6月12日には、「恋人の日」という記念日があります。 これはブラジルの風習からきた記念日で、日本では1988年に全国額縁組合連合会が制定しました。

現地ブラジルでは、大切な人と写真を入れたフォトフレームを交換しあうという文化があります。

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