「うわ…略奪愛かよ」サークル崩壊の危機！ある男女に人間関係を壊されてしまい！？

私が大学1年生のときの話です。サークルに入ったかわいらしい1年生の女子に対して、1人の男性先輩がアタックをかけ始めました。しかし、その先輩には付き合っている彼女がいて……。

私が大学1年生のころの話です。私と同時期にサークルに入った同級生の女の子は見た目が非常にかわいらしく、すぐに1人の先輩がアタックをかけ始めました。しかし、その先輩には彼女がいます。当時、サークルのメンバーほぼ全員が、先輩に彼女がいることを知っていました。

そのため、周囲は若干の不安を感じつつも、ただかわいいからちょっかいをかけているだけで、まさか彼女がいる状態で堂々と後輩に手は出さないだろうと思っていたのです。

アタックされた女性も、先輩に彼女がいることはわかっていたので、本気でははないだろうと思い、安心して交流していたそうです。

しかし、彼女持ちであるはずの先輩は後輩女性にアタックを繰り返し、2人はいつしか頻繁に2人きりで出かける関係になっていたのです！アタックされた女性は先輩に彼女がいることがわかっていながら、徐々に先輩に惹かれていってしまったようです。

そして、後輩女性への告白が成功すると確信した先輩は、付き合っていた彼女に別れを切り出し、晴れて後輩女性との交際を始めました。

しかし、あまりに不誠実な2人の態度に対して、サークルの先輩たちが「先輩に彼女がいるってわかってるのに略奪愛かよ」「彼女のことをキープして他の女性に言い寄るなんて……」と口々に反発しました。2人が付き合い始めたことがきっかけで、サークル内の人間関係が一気に険悪になってしまったのです。

2人はそれからしばらくの間はサークル活動に顔を出していましたが、2人がいるとサークル全体が険悪なムードになってしまうため、やがて2人ともサークルに来なくなり、最終的にサークルを辞めました。サークルが崩壊の危機にまで追い込まれてしまい、2人は事実上の退部となったのです。

それからほどなくして、2人は別れてしまったそうです。一方で、サークルは2人がいなくなったことで落ち着きを取り戻し、徐々に以前の穏やかなムードへと戻っていったのでした。

この事件が起こるまで、私のいたサークルは本当にみんな仲よく、楽しいサークルでした。この出来事を通じて、築き上げた人間関係を失わないためにも、絶対に周りから交際を祝福されないような相手には近寄らない、付き合わない、そして結婚しないと私は誓ったのでした。

著者／百田

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ベビーカレンダー編集部／ムーンカレンダー編集室