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「泣かないで」慌ててティッシュを差し出してきた夫。その時ふと妻が気付いた違和感は<セルフねんね>

  • 2023.6.10

ゆのさんは娘のゆらちゃん、夫の3人家族。昼夜関係なく目を覚ますゆらちゃんのお世話で、ゆのさんは心身ともに疲弊していました。つらいと夫に訴えたこともあるのに、夫は、ゆのさんが寝かしつけをしている横で、動画視聴を楽しみつつゆっくり食事をとり、おやつタイムまで……。挙句に、寝かけたゆらちゃんは夫の出す音で目を覚ましてしまいます。ゆのさんは意を決して夫に話をすることに。

「音に気を付けてもらわないとゆらちゃんが起きちゃう」

「もっとこっちの状況を気にしてほしい」

「マイペースのままいられたら、私、倒れちゃうよ!」

必死に夫に訴えますが、夫は片耳にイヤホンをつけたまま。そしてゆのさんの目には思わず涙が。すると夫はーー!?

感情的になりたくなかったのに…

必死で自分の思いを伝えたゆのさんでしたが、夫は「あ~、そうだよね~」と塩対応。「それだけ?」と思わず心の中で叫んでしまいました。

「言わなくてすむなら言いたくないのに、頑張って言っても全然伝わってる気がしない……」

と、感情的になりたくなかったのに、悲しさと悔しさでボロボロと涙が溢れてきます。

そんなゆのさんを見て、やっとイヤホンを外して話してくれた夫。

「ちゃんと聞こうとしてくれたら……、寝かしつけに協力的だったら……、泣かずにすんだのに」


そう思いながら冷静になってみると、あることに気づいてしまいます。前からお願いしていた和室の寝室化計画がちゃんと進んでいたら、こんな風になっていなかったのではないかと。ますます夫への怒りが増すゆのさんでした。

リビングで寝かしつけをしているゆのさん。確かに、和室にエアコンなどを設置して寝室として利用できるようになっていれば、今回のように夫の生活音に悩まされることは避けられたのかもしれません。赤ちゃんが過ごしやすい環境を整えることも育児の1つですよね。普段育児にあまり関わらない夫にお願いした和室の整備。旦那さんにも事情はあるかもしれませんが、進展がないことにゆのさんがイライラしてしまうのは自然なことのように思えますね。

監修/助産師 松田玲子


著者:マンガ家・イラストレーター ゆの

ベビーカレンダー編集部

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