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「なぜうちの子が注意されないといけないの!」ボスママの怒りの矛先は…?<信じていたママ友が嫌い>

  • 2023.6.9

主人公さくらさんが仲良しのママ友ヨワ美さんとは、同じ歳の息子の健診で出会い、そこから意気投合して関係を深めていきます。幼稚園は別々でしたが、小学校への入学を機にヨワ美さんと再会し、新しくできたママ友のボス子さんからサッカーチームへ誘われて入団したさくらさん親子。そこで負けず嫌いのボス子さんの影響を受けて、息子のボス太くんの様子に変化が現れます。

「自分の子のせいで負けたと思われたくない」と思わせるようなボス子さんの策略でチームは団結しているように見えていましたが、ボス太くんはチームメイトの失敗を責めるようになります。「レンゲのせいで負けた」と言われ落ち込むさくらさんに、ヨワ美さんはやさしい言葉をかけます。ずっと前から仲良しのヨワ美さんに「さくらさんといるときが一番居心地がいい」と言われ、元気を取り戻します。しかしサッカーチームでレンゲくんの行動に対して、ついにボス子さんが……!?

うちの子は頑張っているのに…

レンゲくんのミスに対してボス太くんの暴言もだんだんエスカレートしてきました。さすがにコーチもボス太くんに注意をしますが、ボス子さんは「頑張っているのになぜ注意されるの?」と納得がいきません。勝てないのは勝負にこだわらないレンゲくんが原因だと、ついにさくらさんを呼び出します。

ママたちに囲まれ責められるさくらさん。大人になってもこんなことを集団で文句を言われるなんて思っても見ませんでした。「ヨワ美ちゃんはなぜそっち側にいるの……?」と、なにより仲間と思っていたヨワ美さんがその輪の中にいることにショックを受けてしまうのでした。

団体競技ではチームワークも大切。それを学ぶチャンスなのに勝ち負けにこだわるあまり、子どもにあまりいいとは言えない影響を与えてしまっているように感じます。誰しも子どものことは心配ですが、ママ友に責められるのは少し違う気もしますよね。わが子を否定されたようで深く傷ついてしまうなか、味方だと思っていたママ友からも突き放されてしまうと、さくらさんの精神的なダメージが心配になってしまいます。こんな状況に置かれたら、みなさんならどう対処しますか?


著者:マンガ家・イラストレーター モモ

ベビーカレンダー編集部

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