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これからもここで、息子が生きていくために。ご近所との付き合い方を再考した話

  • 2023.6.9

ぼさ子(@bosabosa_mother)さん夫婦の息子・ほぺろうくんは、自閉症で「人見知り」や「場所見知り」があり、新しい環境や人が多い場所は、避けるようにしていたといいます。ある時、ご近所さんからバーキューのお誘いを受け、理由を話して断りました。「特性」を言葉で伝えることの難しさを実感し、この経験から、ぼさ子さん夫婦は考え方を改めていくことに…。人との関わりについて考えさせられる、『自閉症息子を町内行事に必ず連れて行く理由』ダイジェストでごらんください。

「息子をちゃんと見せよう」そう決めた

ご近所さんには、ほぺろうくんの障害や特性について説明していたという、ぼさ子さん夫婦。しかし、実際にかんしゃくを起こしたり特性が出ていたりする様子を、ご近所の人はちゃんと見たことがありませんでした。

「よくわからない」ということが、お互いにとってはストレスにもなりますし、要らぬ不安や誤解を招いてしまうこともありますよね。特性があるからこそ、それを見てもらうことで、ご近所さんやほぺろうくん本人、そしてぼさ子さん夫婦も安心して関わることができるようになるのではないでしょうか。

ここで生きていくために、必要なこと

これまでも、ご近所さんへのあいさつは欠かさなかったものの、そこから一歩踏み出すことを決心した、ぼさ子さん。ご近所付き合いの有無に関わらず、今後も生活していくうえで、ほぺろうくんのことを知ってもらうことは大事なことですよね。

また、親としても、子どものことを理解してくれる人が周りにいることで、より安心できますよね。子育て中は孤独になりがちですが、それを防ぐ意味でも、知ってもらうことは大きな意味があるのではないでしょうか。

ご近所さんとの関わりで、息子に変化が…

町内会の行事で何度も顔を合わせるうち、ほぺろうくんの人見知りは解消し、ご近所の人たちとも打ち解けていきました。親としては、ハラハラすることもあるでしょうが、ほぺろうくんが楽しんで参加できていることは、うれしいことですよね。

子どもがストレスをためないように、周りに迷惑をかけないように…という、ぼさ子さん夫婦の心配は、特性のあるなしに関わらず、親ならば多かれ少なかれ持つ感情なのではないでしょうか。しかし、それが行き過ぎてしまうと、子どもや親、そして周囲の人も息苦しくなってしまうのかもしれません。時には迷惑をかけながら、助け合いながら生活していくことの大切さを教えてくれるエピソードでしたね。

著者:こびと

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