周りの人は「離婚しろ！」と言うけれど、私は離婚したくない｜熱が冷めた私たちは

結婚2年目の夏美は、夫とレスになって1年ほどたっていました。夫には浮気疑惑があり、疑わしさを感じた夏美は耐えられなくなり、職場で倒れてしまいます。上司や友達に夫のことを相談すると口をそろえて「離婚するべき！」と言われるものの、夏美の思いは違っていました。この記事では、原作・菊池策さん、漫画・magariさんによる漫画作品『熱が冷めた私たちは』電子書籍をご紹介する、試し読み企画をお送りします。※本記事は『熱が冷めた私たちは』から一部抜粋・編集しました。

上司や友達に夫とうまくいっていないことを相談した夏美。それぞれに耳の痛くなるような話をされながらも夏美は「離婚はしたくない」と話します。第三者から見ると早く離婚した方がいいと思っても、本人にはいい思い出もたくさんあり、一歩踏み出す勇気がなかなか出ないものなのかもしれませんね。

ある時、寝ている夫のスマホに電話がかかってきます。相手に向けて「ユリ」と名前を呼んだことで夏美は相手が夫の親友の妹・友里恵だと知ります。SNSで毎日やりとりしているという2人が電話まで。妻としては嫌な意味でドキッとする瞬間だったことでしょう。

離婚の決断はじっくりと

夏美の周囲は離婚を勧めていますが、夏美の立場で考えれば、簡単に離婚できるものではないのかもしれません。漫画の中でも描かれているように、家族のことも考えなければいけない部分も。

一番大事なのは本人の気持ち。離婚を選んでも、再構築を選んでも、どちらにしても納得して生きていけることが大事なのではないでしょうか。夫の浮気はほぼクロだと思いながらも、離婚はしたくないという夏美。周囲にせかされて動くよりも、自ら考えて行動してみて、最後にじっくりと決断を出せば良いとも考えられます。

結婚も離婚も、大切な人生の一歩。自分の意志で「こちらが幸せになる」と思える判断をしたいですね。

『熱が冷めた私たちは』電子書籍も好評発売中！

熱が冷めた私たちは

￥858〜（楽天市場）

出版社：KADOKAWA 原作：菊池策 漫画：magari

夫は、私に秘密で、元カノの元に通っていた…。セックスレス、すれ違いに悩む夫婦の物語。

原作：菊池策
漫画：magari
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著者：こびと